タイムループADV『アサツグトリ』発表、PS4/Nintendo Switchにて11月25日発売へ。幾度も時を遡り、証拠を集めて事件の発生を食い止めよ

 

日本一ソフトウェアは8月5日、アドベンチャーゲーム『アサツグトリ』を11月25日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch。価格はパッケージ・ダウンロード版ともに税込7678円となっている。


『アサツグトリ』は、時間遡行能力を駆使して事件を未然に防ぐタイムループ探索アドベンチャーゲームだ。主人公は中学2年生の少女ヒバリ。ある時ヒバリは見知らぬ部屋で目覚める。機械が静かに音を立て、右腕には点滴風の装置が取り付けられていた。そこでヒバリは同じ境遇にある7人の少女と出会う。突然の出来事に戸惑う少女たち、その頭上からアナウンスが鳴り響いた。「建物から出られるのは、最後まで生き残った1人だけ」と。

その後ヒバリを含めた8人の少女らの不可解な共同生活が始まる。しかし生活開始から数日が経ち、ついに事件が起きてしまう。ヒバリたちが目の当たりにしたのは、とある少女の“死の光景”だった。その翌日、目を覚ましたヒバリが食堂に向かうと、死んだはずの少女が昨日と変わらず過ごしていた……。

本作の目的は、ヒバリが目覚めた時間遡行能力を駆使して事件を未然に防ぐこと。ゲームは探索パート、事件回避パートの流れで進行する。探索パートでは、見下ろし型のマップ上でヒバリを操作し、周囲を調査して事件解決の情報を集めていく。アイテムの獲得やほかの少女から聞き取りをおこなおう。探索中は時間がリアルタイムで進行し、時間帯によって得られる情報は変化していく。何度もタイムループを繰り返し、くまなく証拠を集めるのだ。その後の事件回避パートでは、探索パートで集めた情報をもとに推理をおこなう。探索パートでのひとつひとつの行動が事件回避の鍵となるだろう。


本作には、ヒバリを含めた8人の少女が登場する。キャラクターデザインを務めるのはイラストレーターのしおん氏。数々の書籍の装画などを手がけている人物だ。

本作の主人公であるヒバリは、これといった特徴のない平凡な中学2年生。面倒見の良い性格だが、初対面の人に対して距離を置いてしまう傾向にあるようだ。かつて事故で父親を亡くしており、死に対する恐怖が人一倍強いという。ヒバリは自身に目覚めた時間遡行能力を使用し、皆を助けようと奮闘することになる。そんなヒバリのパートナーとなるのが、明るく元気なムードメーカー的存在のマチネ。笑いの絶えない家庭で育ち、彼女自身もいつも笑顔でいることが多いという。見た目に反して子供っぽい一面ももっているようだ。マチネは同じ年齢のヒバリに興味を示し、協力者として彼女の調査に同行することになる。その他6人の少女については、今後の続報や物語を進めることで明らかになっていくことだろう。

左からエノ、コマリ、トウカ、ヒバリ、マチネ、カリン、フヅキ、スズ


アサツグトリ』は、PlayStation 4/Nintendo Switchにて11月25日発売予定だ。