どうぶつ寿司屋パズル『とらきちのトラキッチン』Nintendo Switchにて本日リリースへ。正しいアミダクジをつくって、注文ミスの多い料理店を救おう

 

オインクゲームズは5月20日、Nintendo Switch向けのパズルゲーム『とらきちのトラキッチン』の配信を開始した。価格は1500円。本作はダウンロード専用タイトルであり、ニンテンドーeショップから購入できる。 
 

 
『とらきちのトラキッチン』は、かわいい動物たちがお寿司を届けるパズルゲームだ。キッチンカーにて寿司屋を営んでいるのは、「とらきち」「とらこ」「とらぺろ」のトラ3兄弟。とらきちがつくる寿司は美味しいと評判ながらも、コンベアに乗せて提供するせいか、いつも注文を間違えてばかり。そこでプレイヤーは、客の注文どおりに寿司が運ばれるようにコンベアを操作。正しい寿司が客に届くように手助けすることになる。おばけの国からはたまた宇宙まで、美味なお寿司を世界に広めるべく、注文ミスの多い料理店を救うのだ。 
 

 
本作のパズルは、「プログラミング」×「あみだくじ」がコンセプトとなっている。お寿司を提供するキッチンカーからお客さんが座るテーブルまではコンベアで繋がれており、コンベアを動かせばテーブルまで寿司が運ばれていく。しかしながら、先述したように当料理店は注文ミスが多い。寿司の種類や個数が間違っており、テーブルまでそのまま皿を流しただけでは、客の注文どおりに寿司が運ばれないのだ。そこでプレイヤーの手助けが必要とされる。 

プレイヤーがおこなえる手助けは、ステージごとにさまざまな種類が用意されている。たとえば2つのコンベアの間にレーンを敷けば、運搬中にゴリラのゴリバチョフが介入。レーンで繋いだ隣のコンベアへと、寿司の皿ごと移してくれるのだ。これを利用して、間違った種類の寿司を正しいレーンへ移すことが可能。またコンベアの途中に「+1」ボタンを置けば、とらこが前かけの中に常備しているお寿司をひとつ、皿にそっと盛ってくれる。注文より少ない個数で出されてしまった寿司の数を調整することができるのだ。入れ替えや個数の増減など、本作ではあみだくじのようなギミックに分岐と計算を組み合わせることで、分かりやすくも簡単すぎない、プログラミング的思考が身につくパズルが楽しめる。 
 

 
なおゲームが進行すると、寿司が1つだけの皿のみを隣のレーンに移してくれるウサギの「うさわかまる」や、皿を特定の位置からワープさせてくれるカエルの「けろり」など、新たなギミックを引っさげた可愛いどうぶつたちが登場する。収録ステージは全部で60種類。複数ギミックが組み合わさることで解き方のバリエーションも増えていき、より深みのあるパズルが味わえることだろう。 
 

 
本作を開発したのは、東京に拠点を置くオインクゲームズ。「海底探検」「スタータップス」といったアナログゲームや、人形アニメで兄弟の物語を描いた『タケシとヒロシ』など、媒体を問わず数々のゲームを制作している。本作のアートディレクションおよびキャラクターデザインは、『タケシとヒロシ』のドラマパートを手がけた出水田紘子氏が担当。パズル要素もさることながら、可愛らしいキャラクターや世界観、アニメーションにも注目したいところだ。 

『とらきちのトラキッチン』は、ニンテンドーeショップにて本日5月20日より配信中だ。