退廃国産メトロイドヴァニア『ENDER LILIES』Nintendo Switch向けに配信へ。少女と人ならざる騎士が廃墟をゆく叙情譚

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渋谷に拠点を置くパブリッシャーのBinary Haze Interactiveは4月15日、2DアクションRPG『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』(以下、ENDER LILIES)をNintendo Switch向けに発表した。発売日は6月22日リリースで、価格は2728円(税込)。開発スタジオとしては、同じく国内会社のLive Wireやadglobeが名を連ねている。
 

 
『ENDER LILIES』は「死の雨」により滅びた王国の謎を解き明かす、ダークファンタジーの2DアクションRPGだ。プレイヤーはある教会で目覚めた少女リリィと、彼女を導く人ならざる騎士として、廃都を冒険することとなる。舞台となる「果ての国」には、荘厳な王城、水没した深森、地下の禁じられた汚染領域など、悲劇的で美しいロケーションが存在。旅の先々では、不死の呪縛に囚われた恐るべき強敵が待ち受けている。彼ら・彼女らは手強いボスとして道に立ちはだかる一方、戦いに勝利し呪いから解放する事で、リリィの助けとなってくれる。新たな同行者を仲間にするたび、リリィが使用可能なスキルが増え、範囲攻撃や2段ジャンプを利用可能に。ボスを倒すたび、これまでに通れなかったエリアを探索することも可能となるのだ。

Steamでは今年1月より早期アクセス配信中(関連記事)。序盤3ステージのみの公開ながら、すでに3000件以上のユーザーレビューにて95%がポジティブな反応を示しており、「圧倒的に好評」との評価を受けている。高評価の一因としては、退廃的な世界観を表現する高品質なビジュアルやサウンドがあるようだ。作品全体の楽曲は、『Deemo』の人気曲「Nine Point Eight」や、アニメ「ゴブリンスレイヤー」OP曲を手がけた音楽集団Miliが手がけている。アクション面では、通常攻撃のリーチが長く回避性能も高めであることから難易度は程よい歯応えに。ボス前にセーブポイントがありデスペナルティもないことなどから、シビアながら親切な設計が評価を受けているようだ。
 

 

 
ENDER LILIES: Quietus of the Knights』Nintendo Switch版は6月22日、2728円(税込)にて配信予定。また、Steamでは2178円にて早期アクセス配信中だ(6月22日に正式リリース予定、その際に価格の値上げあり)。このほか、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneでも配信が予定されている。

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