『ギルティギア ストライヴ』発売延期。延びた期間にて、オンラインロビーの改善やサーバー安定に尽力

 

アークシステムワークスは3月4日、『GUILTY GEAR -STRIVE-(ギルティギア ストライヴ)』の発売延期を発表した。もともとは4月9日に発売される予定であったが延期されることになった。新たな発売日は6月11日。約2か月近く延期されることになる。


『ギルティギア ストライヴ』は、アークシステムワークスを代表する対戦格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズの最新作だ。ステージ端で相手に攻撃を重ねると、壁を破壊して別のステージへと遷移するウォールブレイクなど、新機軸のバトルシステムを導入。従来の奥深いゲーム性をさらに掘り下げながら、シンプルかつ直感的なゲームデザインに再構築されている。より幅広いプレイヤーが手軽に楽しめる完全新作として開発中だった。

同作においては、発売に先駆けて2月19日から23日 にかけてオープンベータテストが実施されていた。数多くのユーザーやインフルエンサーが参加し、世界的に活況を見せていたが、不具合やバランス面での改善要望も多く寄せられていたようだ。またサーバー障害が発生しプレイできない期間が発生したため、テスト期間も当初の予定より2日間延期された。そうした意見や実例を踏まえて、ユーザーに満足してもらえる製品を届けるべく、発売延期を決断したとのこと。

具体的には、オンラインロビーの改善やサーバー安定性向上に取り組んでいくという。なお『ギルティギア ストライヴ』では独自のネットコードを採用している。いわゆるGGPOなどのツールを使わずに、内部スタッフが開発した独自のネットコードを使用していると、「第2回 日本格ゲーメーカー連合会」にてディレクターの片野旭氏が明かしていた。一方で片野氏は「ネットワーク全体の不具合が多い」「ネットコード以外がトラブってるんで、サーバーの負荷を監視している」ともこぼしていた。そうした全般的なネットワーク面の強化を、数か月かけて進めていくのだろう。

『ギルティギア ストライヴ』は、PS4/PS5/PC(Steam)向けに6月11日発売予定。デラックスエディション・アルティメットエディション購入ユーザーは、3日前である6月8日よりゲームをプレイできる。