ファンタジーRPG『パスファインダー:キングメーカー』日本語版がPS4などで5月13日発売へ。ダンジョンを冒険し、自らの王国を築く

 

DMM GAMESは2月16日、RPG『パスファインダー:キングメーカー』の完全日本語版を5月13日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/PC(DMM GAME PLAYER)で、価格はPS4/Xbox One版が7980円、PC版が4600円(税抜)。PS4版についてはパッケージ版も発売される。

『パスファインダー:キングメーカー』は、テーブルトークRPG「パスファインダーRPG」を元にOwlcat Gamesが手がけたシングルプレイRPGだ。同作のベースとなった「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の世界を舞台にしたストーリー主導型の作品。ゲーム内には『Baldur’s Gate』や『Neverwinter Nights』といった作品のオマージュも存在する。プレイヤーは、何世紀にもわたり戦火の舞台となり、何百もの王国が栄えては滅んだストールンランドを冒険し、自らの王国を築く。

本作には王国統治システムが用意され、王国はプレイヤーの民を導く指導力によって形作られていく。新しい領土を開拓して王国を拡大したり、新たに町やコミュニティを作ったりできるほか、プレイヤーの決断や政策、同盟相手の選択によって首都は変化していくという。この中では、過酷な自然環境や隣国、そして自らの宮廷内に潜む裏切り者に立ち向かう必要もある。優れた統治者となるのか、あるいは暴君となるのかはプレイヤー次第だ。


冒険においては、プレイヤーは16のクラスとさらに7つの上級クラスから自身のキャラクターを選択し、仲間と合わせて最大6人のパーティーを組むことが可能。キャラクターカスタマイズ要素も用意されている。仲間となるコンパニオンには、ファイターやバーバリアン、クレリック、ウィザード、アルケミストなどの個性的なキャラクターがおり、またそれぞれに物語を持っている。リアルタイムとターン制を切り替えられる戦闘システムにて、仲間と共にさまざまなダンジョンを攻略するのだ。

本作のオリジナル版は、Steamや海外コンソール向けにはすでに発売されているが日本語には未対応。今回発表された日本語版では、約150万ワードにおよぶテキストがローカライズされる。これにあたっては、「パスファインダーRPG」のコアルールブックの翻訳を手掛けたチームPRDJの石川雄一郎氏が完全監修。登場する用語は「パスファインダーRPG」に準拠しており、同作のファンも納得できる作品に仕上がっているとのこと。

『パスファインダー:キングメーカー』は、PS4/Xbox One/PC(DMM GAME PLAYER)向けに5月13日に発売予定。PS4/PC版については本日から予約受付を開始しており、PS4パッケージ版には、テーブルトークRPG「パスファインダーRPG」の日本語版を販売している株式会社アークライト制作の完全オリジナルシナリオ冊子「世界で一番小さな王国」(全23ページ)が、初回生産特典として同梱される。

このほか、アメコミ「パスファインダーRPGコミック」を発行している株式会社KADOKAWAとタイアップを企画中とのこと。本作の最新情報は、公式サイトや日本公式Twitterをチェックしてほしい。