『Apex Legends』ライフラインにそっくりの歌手・青山テルマ氏、とうとう本人がコスプレする。フリー素材としても利用可

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シーズン8の開幕を目前に控える『Apex Legends』。そんな中、国内の著名人である“あの人物”もコミュニティの盛り上げに一役買っているようだ。その人物とは、国内の歌手・青山テルマ氏。「そばにいるね」や「なんども」などヒット作を生み出した、ハイトーンな歌声を得意とするアーティストだ。持ち前の親しみやすいキャラクターを活かし、タレントとしてバラエティ番組にも出演している。以前より『Apex Legends』内のキャラクターに似ていると指摘されてきた彼女が、とうとう実際にコスプレをしたことで話題を集めている。 

青山氏に「そっくり」と評判なのが、戦う衛生兵ことライフライン。回復ドローンやケアパッケージ呼び出しなど、サポートに長けた能力が特徴のレジェンドだ。直近で発表されたレジェンド別勝率ランキングでは、第4位にランクイン(関連記事)。ピック率でもトップ5に入っており、初心者から上級者まで幅広い層に扱われているレジェンドだ。ところで『Apex Legends』のレジェンドといえば、多彩な人種のキャラクターが登場することも魅力のひとつ。ライフラインはジャマイカ系の血筋であるとされている(もっとも本作の舞台は正確には地球ではない)。褐色の肌や赤い髪、さらに英語版では中南米系のなまりを交えた英語で喋るなどの特徴が、そのルーツを色濃く示している。 

そう考えると、青山氏がライフラインに似ていると指摘されるのもうなずける部分がある。というのも同氏はトリニダード・トバゴ人と日本人のクォーター。出身は奈良県ながら、ルーツの一端がライフラインと同じカリブ系にあるわけだ。さらに青山氏のはっきりした目鼻立ちやふっくらしたリップ、明るい髪色を好むことなども、「ライフライン似」に拍車をかけているようだ。ということで改めて同氏のコスプレ画像を見てみよう。顔立ちはもとより、特徴的なお団子ヘアや点滴パックも完全再現されている。 
 

 
本投稿はPR案件であることが明記されており、『Apex Legends』公式アカウントに紐づけられている。すなわち、ファンベースでネットミーム化していた「ライフライン≒青山テルマ氏」との認識がとうとう公式化してしまったわけだ。青山氏のInstagramトップで見られるストーリーズには、スタジオ撮影時の様子も公開。ライフラインの元ネタ画像と見比べながらポーズを再現する、真剣な撮影風景を垣間見ることができる。また負傷時のポーズなどもupされており、フリー素材として自由に使っていいとの旨が書かれている。 
 

 

トレードマークの「虎大」バンダナは、よく見ると「テルマ」印になっている。

 
なお近頃のゲーム内におけるライフラインはというと、勝率・ピック率が高いだけあって、その性能についての議論も盛ん。特にかつて最大の特徴とされたケアパッケージ呼び出しについては、現環境でのローバのブラックマーケットの品揃えに劣るとして評判が芳しくない。レジェンドのバランス調整を担うデザイナーのJayBiebsことJohn Larson氏によれば、今後は彼女のアルティメットを強化する方向での調整を検討しているという。ただし、実行には複数のテストとフィードバックが必要だといい、直近で彼女についての大きな調整があることはなさそうだ。 

なお、ライフラインの声優であるMela Lee氏も髪型を似せ、アジャイ風の写真を投稿している。きゅっと上がった目尻と形のいい眉が、なかなか本人にそっくりだ。コスプレ界隈では衛生兵ガールの人気も高いため、興味があれば調べてみるといいだろう。 
 

 
ちなみに青山テルマ氏のアーティスト名は本名であり、テルマ(Thelma)は「強い意志」を表すという。まっすぐな歌声を持ち味とする同氏のスタイルを表すと同時に、人道のため戦いに臨むライフラインの姿ともどこか重なるかもしれない。 

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