『フォートナイト』死亡を可視化したヒートマップが作成される。プレイヤーたちはチャプター2シーズン5のどこで死亡するのか

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『フォートナイト』にて、プレイヤーが死亡する頻度を色分けして示したヒートマップが作成され、海外掲示板redditで注目されている。バトルロイヤル島のどこでプレイヤーが死亡しやすいのか、視覚的に示された地図となっている(Reddit)。

『フォートナイト』に限らずバトルロイヤルゲームでは、どこに降下するかが重要だ。アイテム豊富な激戦区はすぐに死んでしまうかもしれない。一方郊外は安全ではあるものの、エリア縮小の影響を受けやすくファームができないこともある。データをもとに激戦区の場所が色分けされていれば、戦う上での参考になるだろう。

公開されたヒートマップは、『フォートナイト』のバトルロイヤル島のどこで死亡が発生しているか、一目で見て分かる。島は赤色、黄色、緑色、青色のグラデーションで色分けされている。赤色の場所ほどデスが発生して、青色は死亡の頻度が低い。

ヒートマップの情報は、『フォートナイト』をプレイしていると納得の結果かもしれない。一番赤く死亡の頻度が高いのはソルティ・タワーズ。次いでレイジー・レイク、プレザント・パーク、ステルシー・ストロングホールドとなっている。アイテムの量が多く、生き残れた場合非常に有利に立ち回れそうなロケーションだ。その結果として多くのプレイヤーが集まり、大量のデスを生んでいる。ステルシー・ストロングホールドは、プレデターが出現することでも熱い。またマップの中心に行くほど、青色から黄色そして赤色に変化している。こちらもバトルロイヤルゲームらしい結果だろう。


このヒートマップを作成したのは、ユーザーのLucas7yoshi氏。独自調査のようだが、手法はおそらくデータマインなどだろう。Discordでコミュニティを立ち上げ、フォロワーからリプレイデータを募ってもいたようだ。死亡のサンプル数は5万以上あり、チャプター2シーズン5以降の数百試合分のデータを使用したようだ。同氏はロケーション別のヒートマップも公開している。死亡が発生する場所はやはり建物内だ。初動で屋内の武器を取り合うことが原因と推測できる。田舎も激戦区も、屋内で死亡が多いのは変わりない。

そのほか変わった傾向も見られる。島を円で囲むようにデスが発生しているのだ。これには理由がありそうだ。というのも、AFK(away from keyboard)で、試合に参加したものの離席しているプレイヤーのもののようだ。彼らは不在状態であるにもかかわらず、島の端でバトルバスから強制的に降下させられ、そのままストームに巻き込まれて死亡する。数百試合分のデスが積み重なり円を描く。試合に参加しないプレイヤーもヒートマップにきちんと反映されているわけだ。

以上見てきたように、ヒートマップはプレイヤーの実感に忠実な結果かもしれない。意外性はないが、データで死亡の分布をみるとなかなかに楽しい。とりあえず安全に降下したいときは、競争率が少なく資源も見込める北東のスチーミー・スタックスや北西のコーラル・キャッスルが候補になりそうだ。

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