スーパーファミコン版『ストリートファイターZERO2』にて隠しコマンドで「真・豪鬼」がプレイ可能。しばらく前に発見され、今広まる

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1996年に発売されたスーパーファミコン版『ストリートファイターZERO2』にて、「真・豪鬼」がプレイアブルになることが判明し話題になっているようだ。海外メディアEventHubなどが報じている。


『ストリートファイターZERO2』は、『ストリートファイターII』シリーズに続く「ZERO」シリーズの2作目として、1996年にアーケードで稼働開始し、家庭用向けにも移植された。本作では、斬空波動拳を1度に2発撃つなど通常の豪鬼よりも強化された性能を持つ真・豪鬼が、一定の条件を満たすことでCPU側として乱入。またPS1/サターン版では、特定の操作によってプレイヤーキャラクターとして使用できることが知られてきた。その真・豪鬼が、スーパーファミコン版でも使用可能であることが明らかになった。

スーパーファミコン版においても、いわゆる改造コードを利用することで真・豪鬼を使うことはできた。しかし、本作のコード解析をおこなったModderのgizaha氏が、そうした外部機器を利用せずともプレイアブルになると報告。具体的な手順は以下のとおりだ。

・アーケードモードにて1位のハイスコアを記録。
・ハイスコアの名前に「KAJ」と登録。
・タイトル画面にて2P用コントローラーを使い、LXYボタンをホールドしながらStartボタンにてアーケード/バーサスモードを選択。
・Startボタンをホールドしながら豪鬼を選択。

入力に成功すると、豪鬼の道着が紫色に変わり、真・豪鬼としてプレイ可能になるという。


真・豪鬼を使用可能にするこの隠しコマンドは、スーパーファミコン版『ストリートファイターZERO2』が発売されてから約25年越しの発見として国内外で話題になった。ただ、前出のgizaha氏は2020年3月に上述の隠しコマンドを報告しており、さらにさかのぼれば国内の攻略・裏技サイト管理人Yamada_Arthur氏が、2015年1月に同じコマンドについてTwitterに投稿していた。いずれにしても発売から長い間知られてこなかった本作の秘密が明らかになったわけではあるが、今回EventHubなどの著名サイトが取り上げたことで、その存在が広く知られることとなったようだ。

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