『原神』Ver1.1さらなる情報と公式PV公開。ポケットワープポイントやトレジャーコンパスも登場するアップデートは、11月11日配信予定


中国のゲーム開発会社miHoYoは10月30日、『原神』Ver1.1アップデートについて新情報を公開した。Ver1.1については、Q&Aを通して情報が公開されてきたが、イベントやキャラクター、新アイテムの情報が改めて公開されている。『原神』Ver1.1アップデートは、11月11日配信予定だ。

Ver1.1「迫る客星」では、まず現在第1章2幕までが実装されているメインストーリーの続きが実装される。PVでは落下する巨大な隕石や、ファデュイと敵対する刻晴、暗雲の立ち込める璃月港と、海から顕現する水の龍の姿が確認できる。璃月では、かつて魔神戦争に勝利した7柱の神が、集まって酒を飲み交わしたという。動画の概要文によれば、現在残っている2柱の片方、岩王帝君の魂が天に帰る時、魔神が再び璃月へ降臨するそうだが、Ver1.1では璃月に残されていたさまざまな痕跡を踏まえつつ、スケールの大きな戦いが描かれるのだろう。

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新実装のキャラクターとしては、メインストーリー第1章に登場していた鍾離(ショウリ)とタルタリヤが共に星5で登場。鍾離は、槍を扱う岩元素のキャラクター。タルタリヤは、もっとも扱うのが苦手だという弓を使う水元素のキャラクターになっている。また、両手剣を扱う炎元素の辛炎(シンエン)、弓を使う氷元素のディオナ、2名の女性キャラクターも星4で実装される。

また、便利な機能を持ったアイテムがVer1.1では登場する。実装されるのは、使用するとマップ内の風神の瞳の位置がわかる風神の瞳の共鳴石(岩神の瞳版も、画像内には確認できる)。マップ内の宝箱の位置がわかるトレジャーコンパス。風の種を収集できる風捕りの瓶。好きなところにワープポイントが設置できるポケットワープポイントの4種類。少なくとも一部のアイテムは、錬金術で作成可能なようだ。


そのほか、Ver1.1では予告どおりイベント「帰らぬ熄星」が開催予定。同イベントは、変わった隕石の落下に端を発するもの。隕石により、テイワット大陸では極めて珍しい昏睡症が発生しており、冒険者協会から依頼を受けたモナとフィッシュルは、共に冒険の旅へ出るという。報酬としてはフィッシュルが獲得できるほか、原石や翼などがもらえるようだ。

『原神』Ver1.1アップデートは、11月11日配信予定だ。