ハクスラ系オンラインRPG『ロストアーク』闇の剣士カルメンや狂気のクークセイトンなど、闇の勢力の設定が一部公開

 

ゲームオンは6月1日、『ロストアーク(LOST ARK)』に登場するNPCの設定を、メディア向けに公開した。今回明かされたのは、闇の星「ペトラニア」の主であるカゼロスの配下たち。闇の剣士カルメンや、サキュバスの女王を裏切ったピアキスなど、6名の軍団長の設定を以下に掲載している。


・夢幻軍団長アヴレシュド
アヴレシュドは、闇の星ペトラニアの主であるカゼロスによって最初に生み出された残虐な無幻軍団の団長だ。闇の星では最高の策略家であり、強力な魔法を操ることから、カゼロスによって夢幻軍団長へと任命。カゼロスの命令に従い、悪魔と共にペトラニアを揺るがした過去がある。大陸の君主たちは、彼女の策略を警戒し、互いに互いを疑っている。

・疫病軍団長イリアカン
イリアカンは、疫病に関する悪魔たちを統べる疫病軍団長の団長だ。他の悪魔が持つ肉体と血液を吸収し、生命を維持する能力を持っており、生と死の境をさまよった際に全てを腐敗させる権能を獲得。他の生命を腐敗させ、吸収することで力を伸ばしてきたという。ゲーム内では疫病と手下を使って要塞を攻撃し、兵士が徐々に弱っていく姿を楽しんでいる。


・魔獣軍団長ヴァルタン
ヴァルタンは、闇の星ペトラニアの中心部に巣食っていた魔獣をすべて倒し、支配した悪魔である。山をも一撃で破壊する力を持っており、カゼロスがその力を評価したことから軍団長へと任命。以降はカゼロスに従っている。エスタールーテランという人物に敗れるまでに、数多くの騎士を葬った。

・強欲軍団長ピアキス
サキュバスの女王で、前強欲軍団長のエキドナは欲望に駆られ、アヴレシュドの座を狙っていた。アヴレシュドとカゼロスを仲違いさせようと考えた彼女は、部下のピアキスを使って計画を実行したが、ピアキスがアヴレシュドへ計画を明かし、エキドナを暗殺。ピアキスはアヴレシュドによって推挙されて、空席になった強欲軍団長の座へついた。しかし、現在はピアキスも自らの欲望と嫉妬により、アヴレシュドと対立している。


・狂気軍団長クークセイトン
クークセイトンは、突如カゼロスの前へ現れ、自らを軍団長にするよう喋り続けた狂気の人物。狂気軍団長となった彼は、大量の下級悪魔を配下にしており、下級悪魔たちは軍団長への信仰を元に狂気の力を持っている。戦場では、攻撃することなく狂気の祭りを行い、祭りを目撃した兵士たちが狂気に囚われ、自殺したり殺し合いをしたという。

・暗黒軍団長カルメン
ペトラニアの辺境から現れ、1人で大陸の半分を手にした闇の剣士。怪しい気配を持っているが、カゼロスはカルメンのちからに惹かれ、暗黒軍団へと任命した。暗黒軍団は、少数精鋭による最強の軍団である。


『ロストアーク』は、韓国のゲーム開発会社Smilegateが開発し、ゲームオンがサービス予定のオンラインRPGだ。本作の舞台は、多様な種族が暮らす美しい惑星アークラシア。アークラシアには、輝き続ける光「アーク」の無限の力を利用し、創造神により作られたという創造神話があり、またアークによって悪魔が封印されたという。これらは神話だと思われていたが、ある日アークラシアへ悪魔が出現。主人公たちは世界の観測者ベアトリスに導かれ、アークを巡る戦いが繰り広げられる。

アークラシアには、科学によって発展した機械の国アルデタイン、季節ごとに色とりどりの花が咲くリーベハイム、小人の種族が住まう岩の島トートイク、歴史と伝統を重んじる騎士の国ルーテランなど、さまざまな国やロケーションが存在し、見下ろし視点の3Dグラフィックで世界が描かれていく。


本作では、クールダウンの設定されたスキルを使用し、敵の繰り出す大技を避けながら悪魔と戦う。大剣を振り回す屈強な騎士や、魔法で敵を翻弄する魔術師など、戦闘スタイルが異なり性別の固定されたクラスが複数搭載。クラスには、それぞれ上位のクラスも用意されており、アークを巡る戦いが描かれるストーリーミッションや、戦闘用コンテンツのアークダンジョンやガーディアンレイドで、バトルを展開する。そのほか、プレイ中に入手できるカードを使って戦うカードバトル、航海、クラフトといった、戦闘以外の要素も用意されている。『ロストアーク』は、ゲームオンが日本国内向けに運営開始予定だ。