ポータブル・ゲーミングPC「GPD WIN Max」詳細スペック公開。5月にIndiegogoにて販売開始へ

中国・深センに拠点を置くShenzhen GPD Technology(以下、GPD社)は3月20日、ポータブル・ゲーミングPC「GPD WIN Max」のスペックの詳細を公開した。同社はUMPC(超小型ノートPC)を手掛けるメーカーで、本機はゲームコントローラーを搭載しゲーム用途に特化したGPD WINシリーズの新製品。Maxの名のとおり、従来モデルよりも大型の筐体を採用する点が特徴だ。

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今回公開されたGPD WIN Maxのスペックの主な内容は以下のとおりだ。

 

画面サイズ:8インチ(1280×800、タッチパネル)
CPU:Intel Core i5-1035G7 4コア/8スレッド
TDP:15〜25W
統合GPU:Intel Iris Plus Graphics 940 64EU
メモリ:16GB LPDDR4-3733
ストレージ:M.2 2280 512GB
インターフェース:PCIe Gen 3.0 x4/SATA 3.0、NVMe 1.3/AHCI、Socket3/Socket 2
Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G、2402Mbps/MU-MIMO
有線LAN:10/100/1000Mbps
Bluetooth:5.0
外部端子:Thunderbolt 3 x1、USB 3.1 Gen2(Type-C)x1、USB 3.1 Gen1(Type-A)x2、HDMI 2.0b(4K/60hz)x1、RJ54 x1、MicroSDXC(A2)x1
バッテリー:57Wh、11.4V==5000mAh x3
電源アダプタ:60W

このほか細かい部分では、キーボードはチクレットタイプを採用し、バックライト内蔵する。スピーカーも内蔵しており、スピーカーグリルは底面角に位置する。アナログスティックは、PS Vitaのものと同等のアルプスアルパイン社製を搭載し、押し込み操作も可能。十字キーはDUALSHOCKのような分割タイプとなっている。エアフローは底面から吸気し後方に排気。大型筐体を活かしたデュアルファン仕様だ。Thunderbolt 3端子を通じてはeGPUの利用も可能とのこと。OSはWindows 10 Homeである。

前モデルであるGPD WIN 2との比較では、画面サイズが6インチから8インチに大型化したほか、タッチパッドを追加。右アナログスティックは、ABXYボタンと位置が入れ替えられた。アナログスティックの押し込み操作に対応した点も、ゲームプレイにおいては大きな変更点だろう。そのほか、SoCや接続端子周りなども順当にアップグレードされている。詳細は上の発表ツイートを確認してほしい。

GPD社によると、GPD WIN MaxにはAMD Ryzen 5 2500Uの採用も検討したそうだが、Intelの第10世代Ice Lake-Uの方が全体的なパフォーマンスが上回ったため、こちらを採用したという。そして統合GPUのIris Plus Graphics 940は、3DMark 11でのベンチマークにおいてNVIDIA GeForce MX250に近い性能だったとしている。また1280×800というディスプレイ解像度については、ゲーム用途とそれ以外のバランスを考慮して決定したとのこと。

具体的なゲームでのパフォーマンスについても報告されている。たとえば『COD:MW』は47〜55fps、『フォートナイト』は46〜74fps、『Apex Legends』は42〜67fps、『Overwatch』は68〜93fps、『PUBG』は68〜95fps、『GTA V』は45〜62fps、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は32〜40fps、『モンスターハンター:ワールド』は29〜48fps、『Halo: Reach』は47〜68fpsなどとなっている。なお、これらはデフォルトのグラフィック設定にて計測した結果であるため、設定を詰めればさらなるパフォーマンスが期待できるだろうとのこと。

GPD WIN Maxは、クラウドファンディングサイトIndoegogoを通じて、今年5月に予約販売開始予定。価格についてもそのタイミングで発表するそうで、現時点では不明。ただGPD社は「GPD WIN 2を購入できる余裕があるなら、GPD WIN Maxを購入する余裕もあるだろう」とコメントしており、価格の上昇は限定的となるようだ。ちなみにGPD WIN 2は、現在700ドル(約7万7000円)前後で販売されている。

*GPD WIN Maxでゲームをプレイする様子。

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