Steamにてサウンドトラックの単独販売・購入が可能に。高音質ファイル形式のサポートや、音楽フォルダとしての一括管理など利便性向上へ

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Valveは1月9日、Steam上のゲームのサウンドトラックに関する機能改善を発表。Steamでサウンドトラックを買いやすく、そして聴きやすくするための改善だ。まず、Steamでサウンドトラックを「DLC」としてではなく「単独」で販売・購入できるようになる。現状、ゲームのサウンドトラックはゲーム本編のDLC扱いのため、ゲーム本編を所有していないと購入できない。そこで「サウンドトラック」という新しいアプリタイプが追加された。開発者がこのアプリタイプでサウンドトラックを販売すれば、ゲーム本編を購入/ダウンロードしていなくても、サウンドトラックを購入できるようになる。ゲーム本編を別のプラットフォームで購入済みであり、サウンドトラックだけSteamで購入したいといったニーズにも応えられるようになる。

新アプリタイプ「サウンドトラック」の利点として、購入/ダウンロードしたサウンドトラックをSteamライブラリから直接閲覧・管理できるという点も挙げられている。サウンドトラックコンテンツを保存する「音楽」フォルダを設定できるため、ひとつずつゲームコンテンツのサブディレクトリから探す必要がなくなる。また開発者側としても、steamcmdを使わず、パートナーサイトでサウンドトラックコンテンツのアップロードと管理が可能になるほか、ゲーム本編をSteamで販売していなくてもサウンドトラックを出せるようになる。開発者・購入者双方にメリットがあるというわけだ。

そのほかにも、サウンドトラック関連の新機能が3つ追加されている。

1. 複数のファイル形式をサポート
すべてのサウンドトラックに含まれる標準のMP3セットだけでなく、オプションでFLACやWAVなどのファイル形式を追加可能。サウンドトラックの購入者が任意で高音質ファイルを選択してダウンロードできるようになる。

2. サウンドトラック用の新インターフェイス
Steamライブラリ内のサウンドトラック用に新しいインターフェイスが用意される。再生、閲覧、コンテンツ管理などの一般的なアクションが簡単に実行できるデザインとのこと。

3. アルバムアートやライナーノーツを含められる
開発者は、サウンドトラックにアルバムアートやライナーノーツといった関連コンテンツを含められるようになる。これらのコンテンツはSteamライブラリ内のサウンドトラック詳細ページからも閲覧可能。

また開発者向けには、Steamで既に販売されているDLC扱いのサウンドトラックを、新しいアプリタイプへと自動変換するツールが用意されている。変換作業が完了すると、既存のアプリID、パッケージ、バンドル、価格設定などを再利用しつつ、アプリタイプがサウンドトラック区分に変換。設定公開後は、ユーザーが所有しているサウンドトラックもアプリタイプが更新される。詳細についてはSteamworksドキュメンテーション「Steam上のゲームサウンドトラック」を要チェック。

これらの新機能はまだローンチ初期段階。開発者が新機能を利用しなければ、ユーザーは恩恵を得られない。Valveは1月20日にセールイベントを実施したりと、新アプリタイプへの移行を促進していくとのこと。開発者による新機能の利用が浸透すれば、ユーザーとしてサウンドトラックを購入・管理しやすくなるだろう。

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