『死印』の正統続編『シビトマギレ(仮)』、クラウドファンディングキャンペーンが目標金額1500万円に到達。PS4/Switch向けに開発中

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エクスペリエンスは12月30日、『シビトマギレ(仮)』のクラウドファンディングキャンペーンページにて、目標金額への到達を報告した。『シビトマギレ(仮)』は、『死印』の正当な続編としてエクスペリエンスが開発中の心霊ホラーシリーズ第3弾。PlayStation 4/Nintendo Switch向けとして2021年夏の発売が予定されている作品だ。本作のクラウドファンディングプロジェクトは、一部ゲームコンテンツのクオリティアップやプロモーション費用の獲得を目指し、CAMPFIREにて11月25日に開始されたもの。(関連記事)12月30日21時時点で、目標金額1500万円に対して702人のパトロンから約1540万円の資金が集まっており、怪異の数や死亡スチルの充実など、1500万円達成時に実施するとされていた作品のクオリティアップが果たされることになる。

『シビトマギレ(仮)』は、ロールプレイング・心霊ホラーADV。10年ごとに死者が紛れ込み、呪いを振りまくという「近衛原学園」が舞台の作品だ。夏の終り、学園内で生徒が不可解な死を迎えたことをきっかけに、生徒の間でその事件が死者の仕業であるとか、霊に呼ばれたなど不穏な噂話が広がっていき、そうした学園内の状況を落ち着かせるために、九条家へ依頼が舞い込む。依頼を受けた八敷一男は「九条家当主」として学園の臨時教師として赴任し、潜入捜査を開始。学園に紛れ込んだ死者や、彼らが振りまくおろそしい呪いと対峙していく。

本作では、NPCの中から相棒を選んで2人で調査を行う。相棒候補となるのは、『死印』に登場した長嶋翔、柏木愛などのキャラクターたちや、本作に登場する新キャラクター。選んだ相棒によって目にする情報やアイテム、探索できる場所などが変化する。キャラクターにはパラメーターがあり、主人公のパラメーターは変動することもあるそうだ。また怪異に襲われた際など、危機的な状況下ではサスペンシブアクトが発生。サスペンシブアクトは、選択肢の成功率が相棒・アイテムなどによって変動するTRPGのようなシステム。成功率は高いが目的に合っていない状況や、確率は低いけれど選ばなければならないシチュエーションも発生するといい、確率と目的を天秤に賭けて選択していくことになりそうだ。

無事目標金額に到達したクラウドファンディングプロジェクトだが、更なる開発資金の獲得とネクストゴールの達成を目指し、挑戦は続いている。2000万円で収録ボイス50%増と恐怖シーンビジュアル(イベントCG)の追加、2500万円で主題歌の制作と『死印』に登場した元印人たちの登場、3000万円で小説化やシリーズコラボDLCの制作・心霊ホラーシリーズのイベント開催などが目標に掲げられている。クラウドファンディングの終了まではあと17日。『シビトマギレ(仮)』に興味のある方は、投資を検討してみるのも良いだろう。

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