『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』ライトセーバー&フォースを扱う体感コントローラーを自作したゲーマー現る

 
Image Credit: Rudeism

Electronic Artsから11月15日に発売された『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』。Respawn Entertainmentが手がけた本作にてプレイヤーは、元パダワンのカル・ケスティスとなり、皇帝によるオーダー66の実行でジェダイが皆殺しになった世界で逃亡生活を送りながら、ジェダイ・オーダー再建の望みをかけて冒険をおこなう。

本作では、パダワンからジェダイの騎士へと成長する主人公カルの物語を描いており、そのゲームプレイはライトセーバーとフォースの能力を用いたダイナミックなバトルが大きな特徴である。通常であればゲームパッドなどでプレイすることになるが、実際にライトセーバーを振り、手をかざしてフォースを扱う独自のコントローラーを製作したゲーマーが現れた。

実況配信者のRudeism氏は11月16日、Twitchにてそのオリジナルコントローラーを披露した(Reddit)。まずライトセーバーコントローラーは、おそらく市販のライトセーバーのおもちゃをベースに改造したのだろう。グリップ部分にアナログスティックやボタンをいくつか仕込み、エイムやジャンプ、ドッジロールなどの操作に対応。そして、内部には慣性計測装置を搭載している。これによりコントローラーを振る動作を検出しているという。映像では、文字どおりライトセーバー(コントローラー)を振って敵への攻撃や、敵の弾をはじき返している様子が確認できる。また、ブレード部分にはLEDが仕込まれており、振った際に青く光っている点も注目だ。

一方のフォースを扱うコントローラーだが、こちらは手袋型。普通の作業用手袋のようなものを利用し、中指と薬指の付け根のあたりにアナログスティックを取り付けてキャラクターの移動操作に対応。そして、手の甲の部分には慣性計測装置を含む基板が縫い付けられており、これで同じく手の振りを検出している。映像では、手を前に押し出すような動作をすると、ゲーム内のキャラクターが同じポーズでフォースを使い、道を塞ぐブロックを動かしている。

*映画にてルーク・スカイウォーカーがおこなっていた、目隠し状態でフォースを感じるトレーニングに挑戦し成功。

ライトセーバーの振りとフォースの発動に関しては、没入感の高い体験ができそうなコントローラーであるが、そのほかのボタン・スティック操作は、特殊な配置もあり操作感は分からない。ただ、Rudeism氏はこれらのコントローラーを使って本作をクリアできたという。今は2番目に易しい難易度ジェダイ・ナイトに挑戦し、ふたり目のボスをなんとか倒したところだと述べているため、もっとも易しい難易度でのクリアだったようだ。プレイ映像を見てみると、モーションの検出がうまくいかない場面も散見されるが、基本的なゲームプレイには大きな問題はないようだ。

Rudeism氏はこの自作コントローラーが非常に気に入ったそうで、今やキーボード&マウスは悪魔のようだとコメントしている。同氏がこれらのコントローラーを使って『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』をプレイする様子は、Twitchにてアーカイブ映像が公開されているため、興味のある方はチェックしてみてはいかがだろうか。