『龍が如く7 光と闇の行方』主人公パーティーがハローワークへ向かうなど、ゲームの一部が楽しめる体験版配信開始。桐生一馬が登場する最新映像も


セガゲームスは11月12日、PlayStation 4用ソフト『龍が如く7 光と闇の行方』の最新ストーリートレイラーを公開した。『龍が如く7 光と闇の行方』は、新主人公・春日一番を中心に、コマンドバトルやジョブシステムなど、要素が一新された『龍が如く』シリーズの最新作。発売日は2020年1月16日、価格は税別8390円。公開されたトレイラーは、カットシーンによって構成されたストーリーの大まかな流れ確認できるもの。また、ストーリーの一部やバトルなどが体験できる体験版もPlayStation Storeにて配信されている。

本作の主人公である春日一番は、元は荒川組の構成員で、組長・荒川真澄を父のように慕っていた人物だ。ある日、兄貴分の沢城丈が殺人事件を起こし、組長から殺人の罪を被ってくれないかと頼まれた春日は、恩返しの為と身代わりを承諾。しかし、18年の刑期を終えて出所した春日に待っていたのは、近江連合により支配された神室町だった。警察による「神室町3K作戦」によって東城会が崩壊し、変わり果てた町。バックに荒川真澄がいるという噂を聞き、否定しながらも真相を確かめるため組長の元へ向かうが、銃弾を浴びせられてしまう―――というのが本作のあらすじとなる。

公開されたストーリートレイラーでは、春日が本作の舞台である横浜へたどり着くまでの流れや、元・刑事である足立や横浜のホームレス「ナンバ」など、平均年齢の高いキャラクターたちが登場。また、近江連合が背後にいるという集団「ブリーチジャパン」や、組長の息子である荒川真斗が政治家青木として活動する姿など、重要になりそうな要素も含まれている。また、トレイラーの最後には『龍が如く』シリーズの主人公桐生一馬が登場。「宝の番人は俺だ」という台詞と共にいつもの服を脱ぎ捨て、春日と対峙する姿が映されていた。

体験版には、ストーリー体験モードと、新プレイスポット体験モードが収録されている。ストーリー体験でプレイできるのは、「第四章 横浜の龍」の一部パート。春日とナンバの2人に加え、作中で起こったのであろう出来事により懲戒免職になってしまった足立が登場。横浜でホームレスをしていた2人と、酒と女に金を使うのが唯一の趣味だったと語る足立、無職の男3人がハローワークへ向かうところから始まる。

何故か道に刺さっていたバットを金になるからと引き抜こうとしたり、流行りのおやじ狩りに遭遇した後、ハローワークで得た就職先「乙姫ランド」での1シーンまでがプレイできる。コマンドバトルRPGや、本作のコミカルな要素が短いプレイ時間の中に収められており、春日から見た横浜の世界がしっかりと描かれていた。また、新プレイスポット体験では、カートレースバトル「ドラゴンカート」、自転車に乗って空き缶を拾う「サバイバル缶拾い」の2つが遊べるようだ。なお、本体験版はセーブデータの引き継ぎには対応していない。