『Cuphead』の売り上げが500万本を突破。発売から2年経過も3か月で100万本積み上げる

 

Studio MDHRは9月30日、『Cuphead』リリース2周年を祝うと共に、同作の売り上げが500万本を突破したことを明かした。今年7月に400万本を売り上げたことを明かしていたが、3か月弱で100万本を積み上げている。あわせて、定価の20%オフでゲームを販売するセールも全プラットフォームにて展開されている。

『Cuphead』は、1930年代のカートゥーンを再現したビジュアルが特徴のアクションゲーム。手書きに描かれる圧倒的なグラフィックだけでなく、ボスラッシュを主体にした高難度のゲームデザインや、雰囲気を高めるリッチなジャズサウンドなど、多岐にわたる点で高評価を受けた。なお同作のサウンドトラックはビルボードのジャズ・チャートで1位を獲得している。

Xbox One/PC向けにリリースされた同作は、今年の4月に日本語を含めた多言語対応と共にNintendo Switchへの進出を果たす。本作はセールでの値下げも頻度も控えめ。リリースから2年が経過した現在でも売り上げが伸び続けているのは、リーチするユーザー層を広げていることと大きく関係しているだろう。

『Cuphead』の今後としては、大型DLC「Delicious Last Course」のリリースを2020年に控えている。インクウェル島に新たに追加される島を舞台に、カップヘッドとマグマン、そしてチャリスが、Saltbakerという名のシェフに協力する物語が展開されるという。開発には、ディズニーのアニメ作品に多数携わった経験を持つベテランアニメーターが参加しており、期待が寄せられるところだ。そのほか、ゲーム外のコンテンツとしては、Netflix向けアニメ「The Cuphead Show」の放映が予定されている。