開発難航中の『Dead Island 2』は現在Dambuster Studiosが開発中。『HOMEFRONT the Revolution』を手がけたスタジオに託す

THQ Nordicが2020会計年度第1四半期の決算を発表し、財務報告および開発中タイトルの進捗報告をおこなった。その中で、現在Deep Silverが開発中の『Dead Island 2』について、Dambuster Studiosが担当していることが明かされている。

『Dead Island 2』は2014年6月のE3にて正式発表され、2015年春の発売が予定されていたオープンワールドゾンビアクションの続編だ。第一作目はTechlandが開発を担当し、ゾンビだらけの広大な島で繰り広げられるオープンワールドゲームとして発売された。ローンチ時は不具合も多かったが、野心的な新規タイトルとして一定の評価を獲得し、続編として『Dead Island: Riptide』が発売されていた。

シリーズとしてはスピンオフタイトルなどが展開されながら、『Spec Ops: The Line』のシングルプレイヤーモードを手がけたYager Developmentが手がけるとし『Dead Island 2』が発表されていた。しかし2015年7月にDeep SilverはYagerとの契約解除を発表。Deep Silverは「検討した結果、本日を持って開発パートナーYagerと別々の道を歩むことになった」とコメントするのみ。Yagerはのちにこの契約解除により、会社として大きな打撃を受けたとし、痛みを伴う別れとなってしまった。

2016年3月にはSumo Digitalが同作の開発を引き継ぐことを発表したが、同年5月には公開されていたSteamストアページは非公開に。長らく音沙汰がない状態で、2018年7月には『Dead Island』公式Twitterアカウントが「『Dead Island 2』は依然として開発中です」と返答していたが、その後続報が聞こえてくることもなかった。

今回の発表では、内部スタジオにキーとなるフランチャイズの開発を任せるとし、Dambuster Studiosに『Dead Island』のフランチャイズを預けているとコメント。Dambuster Studiosが『Dead Island 2』の開発を率いていると明らかにした。内部スタジオに任せるという言葉からも、開発を担当していたとされるSumo Digitalが関わっていないことは明らかだろう。Crytek UKの多くのスタッフにより2014年に設立されたDambuster Studiosは、THQ Nordicの保有するDeep Silver傘下で『Homefront: The Revolution』を手がけた実績を持つ。

『Homefront: The Revolution』も、IPの売買などに巻き込まれ4年以上かけて作られた波乱万丈のタイトル(関連記事)。同作の評価は必ずしも高いというわけではないが、スタジオがオープンワールドと制作難航タイトルの開発に関するノウハウがあるのは確かだろう。発表されてからすでに5年が経つ『Dead Island 2』は、Dambuster Studiosのもとで完成にまでこぎつけられるのだろうか。

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