ゾンビTPS『World War Z』新型ゾンビや、東京ステージの新ミッションなどを追加する大型アップデート配信開始

 

パブリッシャーのFocus Home Interactiveは6月4日、PCおよび海外PlayStation 4/Xbox One向けに販売中のTPS『World War Z』向けの無料アップデート「The Undead Sea」を配信。新たなミッションやゾンビキャラクターなどを追加した。

本作は、2013年に公開されたブラッド・ピット主演の同名映画をもとに、Saber Interactiveが開発した4人協力プレイ対応TPS。今年4月に発売され、これまでに200万本以上を売り上げるヒットとなっている。また、2019年内にはPS4日本語版が発売予定。

今回配信された無料アップデート「The Undead Sea」では、まずキャンペーンモードの東京ステージに3つ目のミッション「Cruise Control」が追加された。世界的なゾンビアウトブレイクを受け、日本政府はロシアの協力のもと、国民のカムチャツカ半島への避難を進めている。しかし自衛隊だけでは手が足りないため、ボランティアの捜索救難チームが結成され、プレイヤーはその一員として一般市民の避難を手助けする。これまでのふたつのミッションでは、住宅街から避難フェリーが停泊している東京港までの道のりを描いた。

そして、今回追加されたミッション「Cruise Control」では、カムチャツカ半島へと出港した大型フェリー内が舞台となる。避難民は、乗船前に全員チェックを受けているはずだったが、ゾンビウイルス感染者が紛れていることが発覚し、プレイヤーとそのチームは逃げ場のない船内での探索を開始する。

本作では、大量のゾンビが群れをなして襲ってくる。その中には特別な能力を持ったゾンビもおり、今回新たな能力を持つゾンビが追加された。その新ゾンビは拘束衣を着ており、プレイヤーに向かって毒の唾を吐きかけてくる。すると画面上にゲージが表示され次第に視界がぼやけていき、一定時間内に消毒をおこなわないと、最終的にゾンビ感染してしまう。

ほかにも対処すべきゾンビが多数いるなか、消毒操作に手を取られるのは不利になるため、なるべく早く倒してしまいたい。ただし、この新ゾンビは銃弾を浴びせるだけでなく、最後に近接攻撃でトドメを刺さないと復活してくるため厄介だ。なお、新ゾンビは東京ステージに追加されたミッションだけでなく、ほかのすべてのステージにも登場する。

今年7月までのロードマップ

今回のアップデートではこれらのほか、プライベートロビーやFOVスケールスライダー(PC版)、PvPvZゲーム中のクラス・ロードアウトの変更オプション、新たなコスメアイテムなども追加。また、ゾンビのAIや武器、ステージ構成の調整、パフォーマンスの改善やバグ修正などもおこなわれた。なお、次回の無料アップデートでは、ドクロマーク6つの最高難易度や、ウィークリーチャレンジ、ウェーブ制のサバイバルモードの追加が計画されている。