『ウォッチドッグス』シリーズ新作は『Watch Dogs Legion』であるとUbisoftが認める。ロンドン舞台のオープンワールド最新作

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Ubisoftは6月5日、『ウォッチドッグス』のTwitterアカウント名を「Watch Dogs Legion」に変更。「神よNPCを守り給え」という言葉や「WatchDogsLegion」というハッシュタグを添えて、E3にてゲームを披露すると告知した。オープンワールド・アクションゲーム『ウォッチドッグス』の最新作が『Watch Dogs Legion』であることは、先日英国Amazonの商品ページが一時的に公開され、複数の海外メディアが独自ソースをもとに確かな情報であると報じたことで、ほぼ確定事項となっていた。今回の告知により、そうした情報が事実であると正式に認める形となった。

また先述したAmazonの商品ページには商品説明文も含まれており、新作の舞台はBrexit後のロンドンとなる旨が記載されていた。EUを離脱したあとディストピア化した英国だ。そして今回のUbisoftによるツイートに記載されていた「神よNPCを守り給え(God Save the NPCs)」という一文は、英国の国歌(God Save the Queen)を文字ったものだと考えられる。シカゴとサンフランシスコという米国都市で繰り広げられてきた過去2作品とは違い、新作の舞台が海を越えて英国となることは、ほぼ間違いないだろう。

なお次作の舞台がロンドンになることは、前作『ウォッチドッグス2』のゲーム内でも示唆されていた。ゲーム発売後のアップデートによりエンディングシーンが追加され、ゲーム内の音声ファイルにより、同作に登場するデッドセックやハッカーグループがヨーロッパや南アフリカなど世界中で形成されつつあると伝えるシーンが流れる。そしてその音声ファイルのファイル名「51.462014, -0.112504.wav」はロンドンの座標となっていることから、次回作のティザー的な意味で追加されたシーンだと当時から推測されていた。

『ウォッチドッグス2』

そのほかAmazonの商品ページでは、オープンワールドで出会うキャラクター全員がプレイアブルになることも示唆されている。それぞれゲームプレイシステムにより生成されるアニメーション、外見、ボイスオーバー、キャラクター特性を備えているという。ウォッチドッグス「Legion」(群衆、軍団、無数の)というワードともマッチする。こちらも海外メディアKotakuのJason Schreier氏が確かな情報だと伝えている。NPCをリクルートして操作することになるのか、どのようにして住民NPCを操作するようになるのかは不明であり、新作における注目ポイントでもある。なおAmazon商品ページの記載は整った文章ではなく、正式な紹介文であるとは考えにくい。誤って公開したのではなく、内部者が会社の意に反してリークしたのかもしれない。

『Watch Dogs Legion』の情報が公開されるUbisoftのE3プレスカンファレンスは、日本時間6月11日午前5時にスタート。その1時間前からプリショウが開始される。同プレスカンファレンスでは、『アサシン クリード オデッセイ』『STEEP』『フォーオナー』『トライアルズライジング』の続報、『ディビジョン2』の新情報、今年10月に発売される『ゴーストリコンブレイクポイント』の紹介、さらに複数の未発表タイトルのアナウンスが予定されている(E3日程まとめ記事はこちら)。

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