『CoD BO4』追加コンテンツ「Operation Absolute Zero」PS4向けに先行配信開始、女性ハッカー「Zero」が新スペシャリストとして登場

 

Activisionは12月12日、『Call of Duty: Black Ops 4コール オブ デューティ ブラックオプス 4)』のPlayStation 4版向けに、新コンテンツ「Operation Absolute Zero(作戦名:絶対零度)」を配信開始した。なお、PC/Xbox One向けには後日配信される。

Operationは数か月ごとに配信されるシーズン制のイベントで、新規キャラクターを含む大量のコンテンツが入手可能となる。今回の「Operation Absolute Zero」は終了まで残り69日。まず、新規スペシャリストの「Zero」が登場する。ブラックマーケットの密輸品ティア1を完了することでアンロックされ、以降はマルチプレイモードにて選択できるほか、BLACKOUTモードでもキャラクターとして利用できる。Zeroは電子セキュリティのエキスパートで、ハッキングツールを扱えるスペシャリスト。専用の特殊装備としては、敵チームの装備やHUDを妨害できるEMPディスラプターやアイスピックを持ち、これらを利用することで、敵の装備を無効化およびハックできる。

BLACKOUTモードでは、マップ北西の沖合に新たなロケーション「Hijacked」が追加された。これは、『Call of Duty: Black Ops 2』に登場したマルチプレイマップをリメイクしたもので、豪華ヨットが舞台となる。そのほか、マシンガンを搭載する車両「ARAV装甲車」や、新たなキャラクター・アイテムも多数追加。マップのビジュアルも、季節の移り変わりを表現するなどのアップデートがおこなわれている。また、マルチプレイモードでも利用できる新たな武器として、Daemon 3XB(サブマシンガン)・SWAT RFT(アサルトライフル)・Secret Santa(近接武器)、その他各種迷彩やレティクルなどのアイテムも追加されている。

ゾンビモードへの追加要素としては、ボーナスXPとネブリウムプラズマを報酬として得ることができる「デイリーチャレンジ」や、クラシックモード1ゲーム中に15ラウンドをプレイすることでボーナスティアが獲得できる「デイリーティアスキップ」が新たに実装。今後は、季節限定のカスタムアイテムが入手できる期間限定イベントも実施していくという。またブラックマーケットでは、ティア100までの各報酬がいつでもプレビューできるようアップデートされており、ティア101以降にもさらなるパーソナライゼーションアイテムや新マスタークラフトなど備蓄品を実装するとのことだ。

また、「Black Ops Pass(ブラックオプスパス)」所有者向けの追加コンテンツも配信開始された。「Black Ops Pass」は、追加コンテンツをお得に入手できるシーズンパスのようなもので、本作のデジタルデラックス版およびデジタルデラックス改版に収録されているほか、通常版ユーザー向けに単体販売もされている。「Black Ops Pass」を通じては、計12種類のマルチプレイマップ、4種類のゾンビモード、3種類のBLACKOUTモード向けキャラクターが計画されており、今回はその第1弾となる。

今回配信されたのは、まずマルチプレイモードマップの「Elevation」と「Madagascar」。前者はネパールの山岳地帯にある街をテーマにした中規模マップで、後者はマダガスカルの農村をテーマにしたより大規模なマップである。また、BLACKOUTモードで利用できるロボットキャラクター「Reaper」も追加。前作『Call of Duty: Black Ops 3』にも登場したキャラクターだ。さらに、ゾンビモードには「Dead of the Night」を追加。1900年代初期のとある豪邸内を舞台にゾンビと戦うことになる。