天国を目指し殺し合うバトルロイヤル『Rapture Rejects』11月29日よりSteam早期アクセス配信開始へ

 

インディーパブリッシャーtinyBuildは11月24日、『Rapture Rejects』を現地時間11月29日よりSteamにて早期アクセス配信開始すると発表した。早期アクセスは2020年初頭まで予定されており、開発が進むにつれてコンテンツが追加されていくという。

『Rapture Rejects』は、天国を目指し殺し合う、マルチプレイ型の2Dバトルロイヤルゲームだ。プレイヤーとなるのは神を崇拝する信仰者。良き人々は楽園とされている天国に行くことができると信じていた。そして審判の日は突然やってくる。“良い人々”は天国に連れ去られる中、神を崇めるプレイヤーが現世に残されてしまった。極悪人に認定されてしまったのである。天国に“昇る”ことができる最後の一人になるため、世紀末とかした世界を舞台にて殺し合うのだ。

本作は、クォータービュー視点の2Dで展開されるというユニークなバトルロイヤルゲームであるが、基本的なシステムは同ジャンルのお約束を踏まえている。何も持たない状態から始まり、物資を集めて武装し他プレイヤーを倒す。最大50人の中から最後の一人になり、天国へ連れて行ってもらうために奮闘するのだ。

システムについては謎が多いが、プレイヤーだけでなくオブジェクトにも攻撃判定があるようだ。こうしたオブジェクトを使って、敵から身を潜めるシーンが確認できる。3Dのバトルロイヤルとは異なり、情報量が少なくシンプルであるがゆえに、瞬発力などが重要になりそうだ。人々がワイワイ集まっているところに入り込み、銃弾をぶっ放すなどパーティーゲーチックなシーンも。円形のエリアが確認できることから、プレイエリアが小さくなっていく要素も導入されているだろう。人気Webコミック「Cyanide & Happiness」ライクなグラフィックで描かれる本作は、既存のバトルロイヤルとは異なるゲームプレイを提供してくれそうだ。

早期アクセス初期版には、基本システムや簡易的なキャラクターカスタマイズなどゲームのコアとなる要素は実装されており、今後の開発で武器の種類やPerk、そしてゲーム内アイテムが追加される。自動生成型の環境やSNSを介したゲーム参加機能などが導入されていくという。Galvanic GamesとtinyBuildは長期的な運営を計画しているようなので、2Dバトルロイヤルに興味のある方はウィッシュリストに追加してみてはいかがだろうか。

『Rapture Rejects』は、現地時間11月29日にSteamにて早期アクセス配信開始予定。ストア説明は日本語であるものの、Steamの言語表記は英語のみ。tinyBuildはここ最近の作品はどれも日本語に対応させており、ゲーム内のテキストも少なそうに見えることから、今作もいずれ日本語で遊べるようになるだろう。