ハードコア・サバイバル『SCUM』初日売上は25万本。パブリッシャーDevolver Digital史上最高の初動記録に

 

現地時間8月29日にSteam早期アクセス販売が開始されたハードコア・サバイバルゲーム『SCUM』が、最初の24時間で25万セールス超えを達成したことがわかった。本作のパブリッシャーであるDevolver Digitalも、『SCUM』が同社史上最高のスタートを切った旨を、ツイッター上で投稿している(公式ツイート)。

『SCUM』は代謝から排泄までケアする細やかな人体シミュレーションにより話題を呼び、ローンチ前の先行配信時に著名Twitchストリーマーが集まったこともあり、Twitch視聴者数が『フォートナイト』を抜くことも(関連記事)。8月31日時点でもTwitch視聴者数トップ10入りをキープしている。『DayZ』の登場以降、大量のサバイバルゲームが世に送り出されてきたため、同ジャンルはもはや飽和状態にあると思われた。だが本作は、こだわり抜いた人体管理シミュレーションによりプレイヤーの注目を集めることに成功したようだ。

ローンチ初日の同時接続プレイヤー数は5万6000人台(SteamCharts)。現在の同数値は、サバイバルゲームとして唯一Steamのトップ10に入っている。ちなみに『Rust』は12位、『ARK: Survival Evolved』は14位と、定番タイトルは安定して上位に残っている。今後『SCUM』がそうした人気サバイバルゲームの仲間入りを果たすのか、注目したいところである。

本作はGamepires/Croteam開発のオープンワールド・ハードコア・サバイバルゲーム。「SCUM」(クズ野郎)という架空のリアリティショーの出演者として監獄島「SCUM」にぶち込まれた終身刑の囚人たちがサバイバル生活を送り、島からの脱出を図るというもの(早期アクセス時点では脱出手段は未実装)。144平方キロメートルの広大なマップを舞台に、代謝、栄養、体温、体重、乾湿、排泄、嘔吐、心拍数など、人体に関わるありとあらゆる要素を管理しながらサバイブしていく(関連記事)。