PS4/Xbox One/PC向け『コードヴェイン』は9月27日に発売へ。吸血鬼たちのドラマを描くアクションRPG


バンダイナムコエンターテインメントは本日6月5日、『CODE VEIN(コードヴェイン)』を9月27日に発売することを発表した(Steam版は9月28日)。価格は税別8200円。対応プラットフォームは、以前にお伝えしたようにPlayStation 4/Xbox One/PC(Steam)。設定資料やサウンドトラック、フィギュアなどを同梱する数量限定のブラッドサーストエディションが同時発売されるほか、予約特典として『ゴッドイーター』シリーズのコラボ武器が用意される。早期購入特典には、後述するブラッドヴェイル「亡蝕の爪牙」の特典コードが入手できる。

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『コードヴェイン』はドラマティック探索アクションRPGだ。『ダークソウル』からの影響がしばしあげられているが、開発スタッフはディレクターである吉村広氏や作曲家の椎名豪氏を含め『ゴッドイーター』スタッフが多く携わっている。Unreal Engine 4を使用し、両作のエッセンスを取り入れながら、新たなアクションRPGを目指し制作されているようだ。

舞台となるのは「審判の棘」に貫かれ荒廃した近未来。物語はレヴナントと呼ばれる吸血鬼たちを中心に展開されるという。レヴナントは人間時代の記憶を失いながらも、血を吸い続けることで異形の存在ロストになることを回避し、人間性を保っている。プレイヤーもまたレヴナントのひとりだ。パートナーとなるバディとともに、危険が待ち受けるダンジョンであるヴェインへと挑む。

『コードヴェイン』は、このバディとともにダンジョンを探索していくことを特徴としている。弟を守るための身を挺する女性吸血鬼ミア、面倒見がよく慕われながらもどこか影を見せる兄貴分的吸血鬼ヤクモ、学者肌の研究者吸血鬼ルイなど、個性豊かなキャラクターをパートナーとし、彼らとの絆を強めながら探索や日常をおくる。

戦闘については、片手剣・両手剣・銃剣・斧槍・大鎚といった武器を選び敵と対峙する。ほかにも、武装・吸血牙装(ブラッドヴェイル)を用いて吸血が成功すれば、大量の冥血を獲得できる。溜めた血を消費して錬血と呼ばれる特殊能力を使えば、大技を繰り出したり自己を強化したり敵を弱体化させたりといった特別な行動ができるという。パートナーとなるバディとは連携し攻撃し、時に彼らと共錬血という強大な力を得られる技を繰り出すことが可能。ただし、共錬血を中心に、大技ほど冥血の消費も大きいので注意。探索中には、単に敵を倒すだけでなくどのように血を吸い、いつ錬血するかといった決断が鍵を握るようだ。

拠点では武器の購入、アイテムの補給、キャラクターのカスタムなどができる。またそれぞれのキャラクターと交流し親密度を上昇させたり、探索中に見つけた血英によってレヴナントたちの記憶を復活させることができる。マルチプレイにも対応しており、友人の吸血鬼たちと、崩壊した市街地や地下、霊峰や聖堂など、美しさと禍々しさの両方を感じさせるフィールドに出向くことができるようだ。

昨年4月に発表され、いよいよ完成が近づきつつある『コードヴェイン』は、9月27日に発売予定だ。