【UPDATE】パワーアップして発売される海外版『ドラゴンクエストXI』は国内PS4で遊べる。日本語では遊べず


【UPDATE 2018/4/7 10:00】
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』プロデューサーを務める岡本北斗氏は、Twitter上にて海外版は日本語を含んでいないことを明かした。海外版は国内PS4では遊べるが、日本語でプレイすることはできないようだ。

https://twitter.com/oh0910/status/982209838313713664

【原文 2018/4/5 20:41】
PlayStation 4版『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のプロデューサーを務める岡本北斗氏は、今年9月に発売される同作の海外版を、国内のPS4にて遊べることをTwitter上にて明かした。PlayStation 4は原則としてリージョンフリーであるが、メーカーがロックするケースもあったという。『ドラゴンクエストXI』の海外版はリージョンロックがされておらず、国内のPS4で遊べるようだ。かつPS4の本体言語設定を参照して各言語に切り替わるということは、本体設定を日本語にしていれば日本語で遊べるということになる。ただ日本語が実装されていなければ切り替えることもできないが、氏の投稿の文脈を考えても日本語で遊べるとみてもよさそうだ。日本語では遊べないとのこと(4月7日追記)。

https://twitter.com/oh0910/status/981824223462092800

海外版である『Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age』は先月3月に発表された、『ドラゴンクエストXI』の海外版である。対応プラットフォームはPlayStation 4とSteamで、発売日は9月4日。国内版の魅力をそのまま、英語音声を新たに収録。メニューやUIは、より視覚的・直感的に操作できるように改善されているという。一人称視点カメラを追加したほか、フィールド上をすばやく動けるダッシュ機能を導入し、キャラクターやカメラの動きを中心に多くの部分を改善しているとのこと。さらには、「Draconian Quest」と呼ばれる上級者向けモードを追加する。

『Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age』は、未プレイであるだろう海外プレイヤーだけでなく、国内の既プレイヤーにとっても気になるところだろう。英語音声収録によって魅力的なキャラクターに新たな個性が吹き込まれ、広大なマップの移動はダッシュ導入により快適に。「Draconian Quest」では縛りプレイに加えてさらに歯ごたえのある冒険が楽しめるだろう。すでに国内版をクリアしたプレイヤーでも新たな発見ができそうな、そんな要素が取り揃えられている。

Steamストアにアクセスできない状態ではあるものの、PS4版が日本人プレイヤーでも遊べるように配慮されているのは、ファンにとってはありがたい限りだ。米Amazonなどを経由した輸入というプロセスは必要ではあるが、気になるファンは新しくなった『ドラゴンクエストXI』を9月に楽しんでみてはいかがだろうか。