『Burnout』の元開発者が手がける『Danger Zone』5月30日に発売決定。あのクラッシュモードを彷彿させるゲームプレイ映像も公開

 

Three Fields Entertainmentは5月17日、3Dカークラッシュゲーム『Danger Zone』のゲームプレイを収めたトレイラーを初公開し、同時に本作を5月30日に発売すると発表した。同スタジオは『Burnout』シリーズで知られるCriterion Gamesの元スタッフらが設立したインディースタジオだ(関連記事)。

『Burnout』シリーズで人気だった、車が行き交う街の交差点に車を猛スピードで突っ込ませて大クラッシュの連鎖を演じる「クラッシュモード」を覚えている方も多いかと思うが、本作はその精神的続編ともいえるゲームのようだ。

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本作は「クラッシュ試験施設」内にバーチャルで再現された交通量の多い道路で、クラッシュテストドライバーとして破壊の限りを尽くすという内容になっている。ゲームには20種類の“試験項目”が用意されるそうで、公開されたトレイラーでは車列に横から飛び込んだり、並走してからクラッシュに持ち込んだりと、車道の構成も含めさまざまなシチュエーションが確認できる。

『Burnout』のクラッシュモードがそうだったように、本作はただクラッシュさせることが目的ではなく、より多くの損害金額=スコアをはじき出すことが求められる。そのためには、できる限り多くの車をクラッシュに巻き込みつつ、車道内に配置されたボーナスを回収していく。ボーナスには損害金額に加算できるキャッシュのほか、「SmashBreaker」が即使用可能になるものもある。SmashBreakerは規定台数をクラッシュさせることでも使用できるが、発動させると大爆発を起こしてさらに損害を大きくするとともに、離れた位置にあるほかの車やボーナスを目がけて吹き飛んだ自車を移動させることができる、『Burnout』でのCrashBreakerを連想させる機能だ。そして“大惨事”が鎮まったところで、その試験項目での損害金額が集計される。

元開発者とはいえ、これほどまでにクラッシュモードをそのまま再現してしまったことには驚きだが、Unreal Engine 4によって大幅に迫力を増したクラッシュ表現はファンが待ち望んでいたものだろう。本作は、Steamと海外PlayStation 4向けに12.99ドルで発売予定だ。