『Dear Esther』の「Landmark Edition」がSteamで配信へ、開発者がウォーキングシミュレーターについて語るコメンタリも収録

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「The Chinese Room」は、現地時間2月14日に『Dear Esther』の「Landmark Edition」をPC/Macへ向けてSteamでリリースすると発表した。オリジナルの『Dear Esther』を所有しているユーザーには無料で配布される。

「Landmark Edition」は昨年9月にリリースされたPS4/Xbox One版に準拠する内容となっており、ゲームエンジンは「Source」エンジンから「Unity 5」へと変更。オーディオが再収録されているほか、開発者のコメンタリや、字幕サイズを大きくしたりクロスヘアを調整したりするオプションなどが追加されている。

『Dear Esther』は、もとは『Half-Life 2』のModとして開発された一人称視点ゲームだ。2012年には「Source」エンジンの有料スタンドアローン作品としてリリースされ、近年のいわゆる“ウォーキングシミュレーター”ジャンルの火付け役になったが、同時にウォーキングシミュレーターとは何なのかという議論を生んだ作品でもある。「The Chinese Room」はコメンタリの追加について、リリースから5年間で『Dear Eshter』に言及する学術論文やオンラインディスカッションがさまざまな場所で見られたため、開発陣が解説するのもいいだろうと思ったと当時の開発背景を語っている。

なお今回のPC/Mac版の「Landmark Edition」の配信に合わせて、PlayStationユーザー向けにはダイナミックテーマが無料で配信されることと、関連グッズが20パーセントオフになることが明らかにされている。このほか“メガエキサイティングなニュース”が同時に報じられるとのこと。続報に期待したい。

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