Steamゾンビサバイバル『Project Zomboid』、13年目にして「同接12万人超え」の人気爆発。“マップ約2倍化”大型アプデでサバイバー殺到中

The Indie Stoneは7月29日、『Project Zomboid』にて大型アップデート「Build 42.20.0」の配信を開始した。2013年の早期アクセス開始以来、最大級の盛り上がりを見せている。

Googleでお気に入り登録

デベロッパーのThe Indie Stoneは7月29日、『Project Zomboid』にて大型アップデート「Build 42.20.0」の配信を開始した。同アップデートは2024年12月から展開されてきたベータ版Build 42の「安定版」にあたる。配信後はSteamでの同時接続者数が急増し、日本時間8月3日には過去最多となる12万人を突破。2013年の早期アクセス開始以来、最大級の盛り上がりを見せている。

『Project Zomboid』は見下ろし型のサンドボックス型サバイバルゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)。舞台となるのは大量のゾンビに侵略されたアメリカの架空の都市「Knox County」だ。水道や電気などインフラが次々と崩壊していくなか、都市を駆けめぐり物資を集め、絶望的な状況下で出来るだけ長く生きることを目指す。

本作は2013年に早期アクセス配信が開始され、以降は継続的なアップデートを重ねながら開発が進められてきた。特に2021年12月に配信された「Build 41」は“続編級”のアップデートと謳われ、プレイヤー数を大きく広げた。Steamの同時接続者数は当時最高の6万5千人を記録し、以来安定して3万人前後を集める人気タイトルとなった。

そして2024年12月からは、新たな大型アップデート「Build 42」のベータブランチ向けの配信が始まり、継続的なアップデートが実施されてきた。今回配信された「Build 42.20.0」は、およそ2年近くにわたる開発の「安定版」として、正式にメインブランチに実装されるものだ。あわせて、多数の新要素も実装されている。

「Build 41」から「Build 42」へのアップデートにあたっては、さまざまな要素が追加されている。まず舞台となるKnox Countryのマップが大幅に刷新。マップサイズが従来の2倍に拡張され、Ekron・Irvington・Brandenburgの3都市が追加された。また既存のエリアについても多数の建物などが追加されたり、よりリアリティを感じる街並みに改善されている。くわえてマップの外周には無限に生成される自然環境が用意されており、プレイヤーが望むのなら文明を捨て、森の中で暮らすこともできるという。

また、新たな建物として「高層ビル」と「地下室」が追加された。「地下室」にはバンカーやパニックルームが用意されており、ランごとに適切な住居へランダムに生成される。また最大32階まで広がる「高層ビル」も実装。高所ではゾンビに囲まれると脱出は難しいが、果敢なプレイヤーにとってはユニークな拠点が隠されているとのこと。

さらに畜産と農業の要素も大幅に拡充された。プレイヤーはさまざまな家畜や野生動物を狩猟したり、飼うことが出来る。動物には羊、鶏、豚、牛、ネズミ、鹿やウサギなどが登場。これらの動物からは肉や牛乳、革などを手に入れることができる。農業においては、ローズマリーなどのハーブ類や、とうもろこしやタバコなどが新たに実装され、栽培の幅が拡大した。さらに畜産や農業に役に立つ道具も数多く実装されている。

また、ゲームモードも拡充され、テンポ感を重視した「アウトブレイク」、終末世界をゆったり過ごせる「復興」、そして走るゾンビも出現する過酷な「絶滅」が追加されている。「チャレンジ」モードにおいては、従来の定番チャレンジがアップデートをくわえて復活するほか、高層ビルの頂上からスタートする「Top of the World」、疾走するゾンビがひしめく「28 Seconds Later」が新たに用意されている。

なお、「Build 42」は旧バージョンである「Build 41」のセーブデータには対応していない。ただし、旧ビルドは「レガシー・エディション」として引き続きプレイ可能だ。Steamライブラリから本作のプロパティを開き、ゲームバージョンの項目で「legacy41」を選択することで、以前のバージョンを起動できる。

こうした大規模なアップデートをうけて、7月28日よりSteam版の同時接続者数が大幅に増加。従来は3万から5万人前後だったプレイヤー数は、日本時間7月30日には7万人へと拡大。そして8月3日には過去最大となる12万1000人を記録した(SteamDB)。2013年の早期アクセス開始以来、はじめての10万人規模に到達し、かつてない盛り上がりを見せている。Steamユーザーレビューにも好意的な反応が多く寄せられており、さらにスケールを増した終末世界でのサバイバル体験が、多くのプレイヤーから評価されているようだ。一方、「Build 42」の安定性については、一部ユーザーからクラッシュなどの問題が報告されており、動作の安定性の面では課題が残る様子だ。今後のアップデートで対応が望まれるところだろう。

『Project Zomboid』はPC(Steam/GOG.com)向けに、早期アクセス配信中。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Googleでお気に入り登録
Kousetsu Taguchi
Kousetsu Taguchi

レトロゲームショップに入ると真っ先にセガサターンのコーナーを確認するタイプです。

記事本文: 168