ファンタジー世界で「魔法大学」を運営するSLG『Spellcaster University』開発中。運営だけでなく、生徒の生活感も重視

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第584回目は『Spellcaster University』を紹介する。

『Spellcaster University』は、ファンタジー世界を舞台とした魔法大学経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは魔法大学の管理者として、大学経営に携わることになる。大学を建設し、教員を雇用し、生徒を募る。生徒たちを、世界を恐怖に陥れる闇の軍団に対抗できるような一人前の魔法使いに育てていくのだ。

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大学の施設は、手持ちのカードによって拡充可能なシステムになっている。このカードシステムの影響で、プレイするたびに施設の設計は異なってくるようだ。建設できる施設は、毎回ある程度違う形になるだろう。配置できる施設は、廊下や教室といったオードソックスなものから、寮やトイレ、チャペルや研究室、さらには地下牢などがある。そのほか、魔法大学には運営を支えるさまざまな要素が存在している。たとえば、カスタマイズしたアーティファクトを各部屋に置いておけば、良い影響をもたらす。条件などは不明だが、ドラゴンやペガサスといったモンスターも登場するという。モンスターたちを敷地内で飼えるようになれば、学習においても刺激になりそうだ。

授業の編成もプレイヤー次第。黒魔術に通じた教員を雇い、ネクロマンサーや悪魔使いを育ててもいい。自然との調和を重んじ、生徒たちをドルイドやシャーマンに染め上げてもいい。近接攻撃も可能な武闘派メイジを輩出するのも手だ。闇の軍団に対抗する手立てを揃えていこう。生徒にはそれぞれステータスや特性が設定されている。血筋や親の経済状況も素質として関係してくる。プレイヤー側も特性を指定することが可能とのこと。適性を見抜いたり、将来性を考慮し教育を受けさせることも重要なのだ。指導力が高い教員は生徒の素養を引き出すが、ゲームには労働組合なる概念もあるようなので、“使いすぎ”にはご用心。

『Spellcaster University』の最大の特徴は、大学での生活がかわいらしく描かれる点。学校経営シミュレーションゲームでは、生活パートは省略されることがままあるが、本作では大学を「横から見た画面」で観察することが可能。横からの画面だけでなく、ほかの画面からも見ることができそうだ。教室内のビジュアルはリッチというわけではないが、うまく魔法大学の生活感を演出している。大学の舞台は平地だけでなく、湖や山、火山や巨大な亀の上など幅広い。地域によって異なる展開や敵などが登場するだろう。さまざまなシチュエーションで、魔法使いを育て上げていこう。

開発を手がけるSneaky Yak Studioは、フランスのトゥールーズに拠点を構える小さなスタジオ。大規模プロジェクトとして、本作の開発に取り組んでいるという。『Spellcaster University』は、2019年春にSteamにて発売予定。異世界の学校経営ものとしては先日『Valthirian Arc: Hero School Story』がリリースされているほか、Chucklefish Gamesからは魔法学校の生徒として生活する『Witchbrook』が発売予定となっており、にわかにジャンルは盛り上がりを見せている。魔法大学経営シミュレーションの『Spellcaster University』のリリースにも、期待がかかるところだ。

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