ハードコア・ネオンスラッシャー『Phantom Trigger』開発中。ダンジョンと人間世界を行き来する男、どちらが現実なのかを見失う

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第406回目は『Phantom Trigger』を紹介する。

Victor Solodilov氏とDenis Novikov氏の二人からなるウクライナのインディースタジオBread Teamが開発中の本作は、“ハードコア・ネオンスラッシャー”と銘打たれた2DアクションRPGだ。そのゲームプレイが収められたトレイラーが公開されているので、まずはそちらからご覧いただこう。

本作の内容についてまだ多くは公開されていないが、まず戦いの場となるネオンカラーのダンジョンはローグライクよろしく自動生成で構築される。ただし、まったくのランダムというわけではなく、本作のストーリーはダンジョンを通じて描かれるため、キーポイントとなる部屋の場所は固定されているようだ。そのダンジョンには多眼のモンスターや巨大なボスが巣食っており、プレイヤーはダッシュを駆使したスタイリッシュな斬撃アクションで戦う。近距離の青攻撃と、遠距離の緑攻撃を持っていて、それぞれただ斬るだけでなく、さまざまな効果を付加することもできる。また道中にはパズル要素もあり、なにかオブジェクトを動かす際にも攻撃アクションを利用しておこなう。一見、首に巻いたスカーフかマフラーをムチのように振り回しているようだが、よく見るとそうではない。実体はよく見えないが武器は剣ということらしい。

戦闘システムは本作がこだわっている要素のひとつで、プレイヤーは新たなコンボをアンロックしたり、武器をアップグレードしてキャラクターを強化することができる。ダンジョンの中には巨大な剣を研いでいる鍛冶屋がおり、「別の剣がいるのか?」「話が早いじゃねえか」なんて会話がトレイラーで確認できるため、ここで新たな剣の購入やアップグレードができるのだろう。ちなみにBread Teamは本作について、『デビル メイ クライ』のような斬撃アクションに、『The Elder Scrolls III: Morrowind』のようなアップグレード要素を組み合わせたゲームだとしている。

後回しになってしまったが、本作の主人公はStanという名の男だ。もちろんダンジョンの中で戦っているキャラクターがそうなのだが、トレイラーの最後で見られるように、普通の人間世界の中にも登場する。彼はこの二つの世界を行き来するうちに、どちらが現実の世界なのかが分からなくなり、それを確かめる旅をしている(セリフから察するに、ダンジョンの世界ではStanという名では呼ばれていないのかもしれない)。そのストーリーは枝分かれしながら、複数のエンディングに行き着くという。


*ダンジョンで戦うだけでなく、人間世界を舞台とするゲームプレイも収録されるようだ

本作はtinyBuildを販売元として、PC向けに今年の夏に発売予定。そのほかのプラットフォーム向けにも同時に発売する可能性があるとしている。発表の中ではその具体的な機種は明記されていないが、Victor Solodilov氏のLinkedInプロフィールではPCのほかにPlayStation 4とXbox Oneが記載されている。現在公式サイトではアルファ版のテストプレイヤーを募集しているので、興味がある方は応募してみてはいかがだろうか。

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