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『アークナイツ:エンドフィールド』の「カミーユ」解説。灼熱パーティーで「ウルフガード」と「アケクリ」両方の役割をこなせる、SP回し気配りオペレーター
カミーユはサポーターである。さらに言えば、「連鎖する戦技の効果と高頻度のSP供給でチームの動きを円滑にするサポーター」である。

HypergryphおよびGRYPHLINEは6月26日、運営中の『アークナイツ:エンドフィールド』に向けた特別スカウト「咎の番人」を開放した。本作はオペレーター1人あたりの育成コストがそれなりに重いため、育成やスカウトに踏み切る前に十分な情報を集めたいという方もいるだろう。本稿ではそんな方へ向け、新オペレーター「カミーユ」について紹介する。
『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけるHypergryphの新作ゲームである。『アークナイツ』が2Dタワーディフェンスゲームであったの対し、本作は3Dリアルタイム戦略RPGとなっており、ゲームとしてはがらりと姿を変えた。舞台となるのは巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」。プレイヤーは高い技術力を持つエンドフィールド工業の伝説的存在「管理人」として、この星を巡るさまざまな脅威や陰謀に立ち向かうことになる。

カミーユはサポーターである。さらに言えば、「連鎖する戦技の効果と高頻度のSP供給でチームの動きを円滑にするサポーター」である。
本作の戦闘システムでは、ダメージの種類は物理ダメージ・アーツダメージ・超域ダメージの3種類に大別される。このうち、プレイヤーが操作できるオペレーターたちが出せるダメージは物理ダメージ、および灼熱・電磁・寒冷・自然の4種類に分類されるアーツダメージである。カミーユはその中で、灼熱アーツを用いる灼熱編成だけでなく、種類を問わないアーツ付着を用いる編成に幅広く採用できる。
これまで灼熱アーツを使うオペレーターとしては、灼熱付着役には★5のウルフガード、SP供給役には★4のアケクリが用いられることが多かった。カミーユはそのどちらも卒なくこなしてくれる、かゆいところに手が届くサポーターである。本稿ではそんなカミーユの使い方について基本的な部分を紹介する。

1回使うだけで飛び火する戦技
カミーユを使う上でまず起点となるのは、戦技により召喚できる「燃える血の翼」だ。その効果はダメージと灼熱付着を敵に与え、さらに弱体化によるダメージ低減と、灼熱ダメージの通りを良くする灼熱脆弱まで付与する欲張りセットとなっている。この効果は一度つけてしまえば、敵を撃破するたびに次の敵へと伝播していく。効果時間は45秒もあるため、燃える血の翼が付いている敵を狙って撃破することを繰り返せば、1回戦技を使うだけで次々と同じ効果を別の敵に与えていくことができるのだ。
ここで注目したいのは、カミーユの連携技の「敵の灼熱付着が消費または吸収されると」という発動条件である。各種アーツ反応や、レーヴァテインによる灼熱付着の吸収などがおこなわれると連携技を発動できるわけだが、このとき燃える血の翼が消えるわけではない。つまり、燃える血の翼をつけた敵を任意の方法で撃破すると、新たな灼熱付着が発生して次の連携技の準備が整うのだ。連携技のクールダウンを短くしておけば、それだけSP回復の機会が増えてスキル回しは格段に快適になる。

かつてないほどのSP効率
そんな連携技を中心にカミーユはSP回復手段をいくつも持っている。連携技のほかにも必殺技でSPを回復することができ、さらに必殺技の使用後のみ使える戦技「追及」は、SP消費のない連携技扱いのスキルとなっており、こちらでもSPを回復できる。必殺技を使った後に忘れずに戦技ボタンを押すだけで、2度のSP回復の機会があるわけだ。
先述のとおりカミーユの戦技の「燃える血の翼」は次のターゲットに伝播していくため、カミーユ自身がSPを消費する機会は少ない。その反面、さまざまな方法でSPを供給し続けてくれる。見た目こそクールで近寄りがたい印象を漂わせているものの、その性能は献身的にチームを支える縁の下の力持ち、あるいは仲間をさりげなく見守る気配り上手といった感じである。

こうしたサポート性能を活かすためにも、装備では連携技や必殺技の使用頻度をできるだけ高めるものを揃えておきたいところだ。武器としては同時実装のカーマインヴェールや、現バージョンの通行証の武器補給で入手できる灯火の使命が有力だろう。カーマインヴェールのほうが理論値的には最適だが、灯火の使命は第2スキルで必殺技チャージの回復効率を上げられるため、より少ない育成素材で効果を実感しやすい。
防具についても必要連携技のクールダウンを短縮できるパイオニアセットを軸にしつつ、必殺チャージの回復効率や発動機会の多い連携技のダメージあたりを補強しておきたい。まずは必殺チャージの回復効率を優先し、過剰であればその部分を少しずつ削ってダメージやバフに回すといった感じで調整していくと良いかもしれない。

高難度コンテンツにも
カミーユは現バージョンで開催中の「危機契約」のような、高難度コンテンツにも向いている。特定の種類のダメージが大幅に弱体化される条件下では灼熱付着による燃焼ダメージは有力なダメージ源の一つとなるほか、戦技の使用が不自由な状況下では敵に伝播していく「燃える血の翼」の性質が活きてくる。SP供給手段が多いため、今後のイベントで違った条件が登場した場合にも活躍できる可能性は高そうだ。
編成・運用例
具体的な編成や運用についても考えてみよう。といっても、考えられる編成例はかなり多い。レーヴァテインを軸とした灼熱編成のサポート役としてバッチリ噛み合うのはもちろんのこと、ゾアン・ファンイを軸とした編成や、ロッシを組み込んだアーツダメージを含む物理編成、管理人・チェン・ペリカの初期メンバー3人との組み合わせなど、灼熱付着とSP回復でさまざまなチームを支えてくれるだろう。
ここでは現バージョンのもう一人のピックアップオペレーターであるミ・フとの組み合わせを紹介する。灼熱付着の消費およびクラッシュ段階を上げるためにロッシも起用しているため編成のハードルは高めだが、カミーユのSP回復を活かせる編成は多いため、あくまで一例と考えていただければ幸いだ。
行動の一例:
ミ・フ戦技1→ミ・フ戦技2→カミーユ戦技→ロッシ連携技1→ロッシ連携技2→ミ・フ連携技→カミーユ連携技→ミ・フ戦技2→ミ・フ戦技3
深く考えずとも、灼熱付着がないときはカミーユの戦技を使い、そうでないときはクラッシュ段階に応じてミ・フやロッシの戦技でクラッシュを付与すればスキルが回るという、操作がお手軽な編成だ。もう1人の枠はある程度自由だが、安定重視なら回避を省略してクラッシュ段階を高められるエンバー、ダメージ重視ならクラッシュやアーツ脆弱を付与できるギルベルタがおすすめだ。
ちなみにこれまで灼熱付着や燃焼をおこなうオペレーターとして使われてきたウルフガードについては、必ずしもカミーユが代わりを務めるといった感じではなく、ともに採用することで強みを発揮できる場面も多い。特にウルフガードの戦技は、敵が燃焼または感電状態の時に追加射撃が発生するため、カミーユとも噛み合う。カミーユのほかにウルフガード・ペリカといった入手しやすいメンバーを採用したアーツ編成もかなり強力なものとなっている。
運用上の注意点
カミーユの重要なSP回復方法である連携技だが、灼熱付着を消費または吸収できなければ発動することができない。時間経過や敵の撃破によって灼熱付着状態が消失した場合には連携技が発動しないのだ。そのため、彼のサポート性能を活かすためには灼熱付着をいかに消費・吸収するかを考えておく必要がある。灼熱編成であれば灼熱付着を吸収できるレーヴァテインを採用し、それ以外の場合は「灼熱以外のアーツ付着」でアーツ異常を起こせるメンバーや、アーツ付着を消費するスキルを持つロッシのようなメンバーを採用したい。
最後にカミーユの特別なモーションをいくつか紹介しよう。まず、ダッシュを続けて2回おこなうと一定時間姿を消し、コウモリの群れのような姿になる。過去に紹介したギルベルタの浮遊移動と同様、こちらも見た目の変化のみで段差などは普通に落下する。また、待機中には小さなコウモリが彼の左肩に止まる。その状態で左側から寄っていくと、ゆっくりと向き直って微かに目礼をしてから目を逸らす。これは密やかな敬意がにじみ出る、かなりさりげないモーションとなっている。
なお、全体的にクールな印象のカミーユだが、吹き飛ばされるときには勢いよくきりもみ回転してから体勢を立て直す。戦闘中であればそれもスタイリッシュな一面となるが、蔵剣谷に落ちている「ある物体」をうっかり踏んだときにも同じモーションが使用されている。彼のイメージを崩したくない場合は足元に気をつけておきたい。
まとめ
今回も解説がすっかり長くなってしまったが、カミーユを使うときは「灼熱付着を消費または吸収できる編成にする」「必殺技や連携技の頻度を高める」の2点に気をつければ、彼の能力をおおよそ発揮することができるだろう。多くのSP回復手段でスキル回しを快適にしてくれる彼は早くも筆者にとって手放しがたいオペレーターとなっているが、本作の源石交換所にもあるとおり「娯楽は適度に、消費は理性的に」の範囲内で、彼のスカウトやカーマインヴェールの入手に臨んでほしい。
『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。
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