『崩壊:スターレイル』最新アプデは事前ダウンロード容量が相当デカい。容量のデカさでおなじみの『原神』を一時的に超える

 

HoYoverseは3月25日、『崩壊:スターレイル』にてアップデートVer.2.1へ向けた事前ダウンロードを開始した。公式サイトによるとPC版の事前ダウンロードサイズは9.6GBで、解凍後は34GB。スマートフォン版では11GBほどとされている。事前ダウンロードの開始を受けて、SNS上などでは容量の大きさに驚く声などが挙がっているようだ。


『崩壊:スターレイル』は、HoYoverseブランドから配信中のスペースファンタジーRPGである。本作の舞台は、災厄をもたらす星核や、星神などが存在する宇宙。主人公は、謎の組織「星核ハンター」によって星核を埋め込まれた記憶喪失の人物である。本作で主人公は、宇宙ステーション「ヘルタ」での事件を経て、星穹列車のナナシビトたちと邂逅。鉄道に乗って銀河を旅する、開拓の旅を繰り広げている。ゲームシステムとしては、本作にはタイムライン式のターン制バトルや、ガチャ要素などが導入されている。キャラクターやフィールドが美麗な3Dグラフィックで表現されていることや、ボイスなどの豪華な演出も特徴だろう。


そんな本作において、3月25日にアップデートVer.2.1へ向けた事前ダウンロードがスタート。X(旧Twitter)上の一部などでは、事前ダウンロードを受けてファイルサイズの大きさが話題となっているようだ。公式サイト内の発表によるとVer.2.1では、PC版の事前ダウンロードリソースパックのサイズが9.6GB、解凍後のサイズは34GB。モバイル端末の事前ダウンロードリソースパックのサイズは11GBとされている。直前のバージョンと比較すると、Ver.2.0ではPC版の事前ダウンロードリソースパックが16.5GB、解凍後が35GB。モバイル端末の事前ダウンロードリソースパックは12.5GB。またVer.1.6におけるモバイル端末における事前ダウンロードのサイズは、8GBほどとなっていた。Ver.2.1の事前ダウンロードは、新たな舞台が登場したVer.2.0ほどではないものの、メジャーアップデートだった前回に迫るファイルサイズになっているわけだ。


またX(Twitter)上ではスマートフォン版において、事前ダウンロード分も含めた本作のファイルサイズが、同じくHoYoverseから配信中の『原神』を超えている点を指摘する投稿も見受けられる。実際のファイルサイズについては環境によって異なるものの、『崩壊:スターレイル』が36GBほどであるのに対して、『原神』が32GBから34GBほどになっている比較画像が挙げられている。本作においては、2023年4月時点のFAQにて、Android版では8.5GB以上、iOS版では9GB以上の空き容量を確保してくださいとアナウンスされていた。現在ではアップデートが重くなったことでファイルサイズは大きくなり、事前ダウンロード時にはさらなる容量が必要となる。

本作ではフィールドやキャラクターが美麗な3Dグラフィックによって表現されている。そのため、アップデートによるファイルサイズの拡大は避けられないが、そうしたコンテンツ拡張に対して容量確保に苦心するユーザーも見られる。いずれにせよアップデートを受けての容量の大きさには悲喜こもごもの驚く声があがっているかたちだ。

崩壊:スターレイル』は、PS5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。アップデートVer.2.1では配信1周年を記念したイベントなども実施予定となっている。