『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』更新データが配信され、下着がガッツリ見えてしまう不具合が修正される


セガゲームスは2月27日、Nintendo Switch向けに発売した『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』の更新データVer.1.0.3の配信を開始した。今後のダウンロードコンテンツとなる追加楽曲パックへの対応や、さまざまな不具合の修正が施されるなか、どうやらスカート内の下着が“見えてしまう”不具合が修正されているようだ。

更新前の再現画像

この不具合は、修正前のバージョン以前に再現されていたもの。再現方法としては、各ゲームモードにおける「PV鑑賞」、もしくは「PVプレイリスト再生」を選択。衣装(モジュール)はスカートを穿いたもので、シャノワールやハツネミクなど、できるだけ丈の短いものの方が再現しやすい。楽曲については、「Catch the Wave」や「エイリアンエイリアン」など、動きの激しいシーンが存在するものを選曲。そしてPV開始後、該当シーンやジャンプする場面で一時停止ボタンを連打すると、髪や衣装に異常な慣性がかかり、下着が“見えてしまう”状態になっていた。

更新後の再現画像

熱心なユーザーの間で注目の的となった本現象だが、今回の更新によって前述の手順で髪や衣装への異常な慣性がかからなくなっており、修正される運びとなったようだ。本作はCERO Cであり、軽微のセクシャルな表現は許容の範囲内として考えられそうだが、やはりスカートの中が意図せずガッツリ見えてしまう現象は、セガゲームスとしても予期せぬ“不具合”だったのだろう。しかしながら、不具合に対する迅速な対応がなされることになった。

一方で、どうやらカメラワークによるチラリズムはまだ健在するようだ。こちらはリズムゲームのプレイ中にも見る事ができる正規の演出といえるだろう。数々のヒラヒラと舞う衣装から好みのものを選び、見ることは可能。下着が見える演出を変更するのではなく、意図しない慣性のみを修正したようだ。

『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』は、シリーズ10周年を記念したリズムゲーム。10年間の歴史を彩った100曲を超える幅広い楽曲や、300着以上の多彩なモジュールを収録。グラフィックはアニメ調に様変わりし、携帯モードでのプレイやJoy-Conを用いた新たな操作感覚が楽しめる「ミックスモード」など、Nintendo Switchならではの機能を活かしたプレイフィールも実現されている。

セールスも好調のようで、発売初週には5万本を超える売上を記録し、現在も品切れ・品薄の状況が続いている。また、ダウンロードコンテンツとなる追加楽曲パックも、3月以降の配信が続々と予定されており、長期的な人気が続きそうだ。パッケージ版については順次出荷されるとのこと。ダウンロード版やシーズンパスも用意されているので、購入を検討している方はそちらもチェックしてみるといいだろう。