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基本プレイ無料“街”オープンワールド『NTE』の戦闘をナメてたら半殺しにされた。わかってくるほど忙しい4人連携チーム戦で、気づけば戦闘狂に
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Perfect World Gamesは4月29日に超自然都市オープンワールドRPG『NTE: Neverness to Everness』をリリースした。本作の対応プラットフォームはPC/PS5/iOS/Androidで、基本プレイ無料。プレイヤーは骨董品屋エイボンに所属する“異象ハンター”として、大都市「ヘテロシティ」を巡り、街に潜む異象を収容・解決していく。
正式リリースを目前に控え、弊誌はPC版『NTE』を先行プレイする機会を得た。本連載では、異象が潜む大都市・ヘテロシティの気になるポイントを全10回にわたって掘り下げていく。今回は第2回であり、第1回はこちら。
第2回で取り上げるのは戦闘だ。正直に言えば、筆者は最初、本作の戦闘を「街歩きの合間に挟まるシンプルなアクションバトル」くらいに捉えていた。通常攻撃を振り、スキルを撃ち、ゲージが溜まったら必殺技を放つ。操作はわかりやすく、エフェクトも派手で、細かいことを考えなくてもそれなりに気持ちよく戦える。

しかし、しばらく遊ぶと印象が変わってくる。雰囲気でそれっぽく遊べるのは確かだが、雑なまま押し切れるわけではない。キャラの癖を理解し、スキルの回し方や連携を意識し始めると、見た目以上に忙しい。気づけばすっかりハマってしまい、不良や異象に自分から襲い掛かる街の危険人物になっていた。今回はそんな『NTE』のバトルの中毒性を、実際の手触りから紹介したい。
入口はかなり軽い。だから油断する
『NTE』の戦闘は、一見するとかなりシンプルだ。基本操作は通常攻撃と回避に加え、キャラごとのクールタイム制スキル「バイレールスキル」、そしてゲージを溜めて放つ必殺技「EXレール終結」が中心。敵の攻撃は赤い線で警告され、タイミングよく避ければ「極限回避」が発動し、そのまま反撃へつなげられる。

避けるべき攻撃は視覚的にわかりやすく、極限回避が決まれば手応えもある。スキルのエフェクトも派手で、複雑なコマンドを覚えなくてもキャラが格好よく動いてくれる。アクションゲームが得意でなくても、まずは「攻撃して、避けて、スキルを撃つ」だけである程度形になる。

4人チームでの連携も、最初は直感的に扱える。本作では戦闘中にキャラを切り替えながら戦い、それぞれの「異能系統」を組み合わせることで「異能連環」と呼ばれるシナジーが発動する。仕組みだけ書くと難しそうに見えるかもしれないが、連携できる状態になると対応するキャラのアイコンが特殊な表示に変わる。序盤は「光ったキャラに切り替える」くらいの感覚でも、かなり派手なコンボが成立する。
EXレール終結も、序盤は“溜まったキャラから撃つ”くらいの使い方で気持ちよく畳みかけられる。敵がダウンした隙に4人分の必殺技を連続で叩き込めば、カットインが次々と入り、わかりやすい高揚感がある。深く考えずにそれらしい雰囲気を楽しめるため入口はかなり軽く、アクションではつまずきにくい。だからこそ筆者は、しばらくこの戦闘を甘く見ていた。

雑に遊んでいると、普通に痛い目を見る
街の敵を蹴散らして味を占めた筆者は、不穏な噂のある強敵の元へ向かった。ビルの屋上に潜む「魔の書」との戦闘だ。専用のフィールドやカットシーンは派手だが、最初はこれまでと同じように、なんとなくスキルを回しているだけでも戦えるように見えた。だが、調子に乗っていると、こちらの体力がかなり削られていることに気づく。

『NTE』の戦闘は見た目こそ軽快だが、敵の攻撃は無視できない。警告が表示されるとはいえ、タイミングや方向を合わせなければ極限回避は成立しない。反撃で突っ込んだ先に、別の攻撃を重ねられることもある。攻撃によっては避けるのではなく、こちらの攻撃で弾き返す必要もあった。ボス戦ではレーザーの弾幕をくぐり抜けるような場面もあり、ジャンプを交えた立体的な動きも求められる。

つまり、ただのスキル連打では済まない。敵の攻撃を見て、避けるのか、弾くのか、いったん距離を取るのかを判断する。そのうえで、スキルのクールタイムや連携可能なキャラのアイコンも見たい。敵だけでなく、画面のあちこちに意識を配ることになる。
「魔の書」との戦闘では、このマルチタスクにかなりあたふたした。本来なら避けられる攻撃を何度も受け、全滅しそうなほど追い込まれる。入口の軽さに油断していたぶん、急に戦闘の見え方が変わってきた。

4人チームを回し始めると、戦闘の見え方が変わる
そうして戦闘に慣れてくると、キャラを切り替える順番にも意識が向いてくる。スキルのクールタイムは控えにいる間も進むため、ひとりで殴り続けるより、複数キャラを回した方が手数は増える。さらに異能連環を意識すると、「次はこの系統につなげたい」「この効果を先に出したい」といった優先順位も生まれる。
たとえば主人公の光系統に、ミントやナナリなどの霊系統を組み合わせると「創生」が発動し、ターゲット付近に花を咲かせて範囲ダメージを与える。3つの系統が絡む連環もあり、闇・魂・呪系統を組み合わせれば「失諧」が発動、対象のブレイク値を削ってダウンを狙いやすくなる。育成やビルド次第では、連環発動時に攻撃力が上がるなど、さらに細かな組み立ても可能だ。

EXレール終結も、単なる大ダメージ技ではない。象徴的なのが、骨董品屋エイボンのボディーガード・ダフォディールだ。EXレール終結を発動すると、刀で範囲ダメージを与え、眼帯で隠された左目を解放。一定時間ダメージが増加するだけでなく、ブレイク時に追加ダメージを与えるデバフを敵に付与する。さらにスキル「ファントムシフト」がチャージされ、他のキャラからダフォディールに切り替えることで、ダメージを与えつつブレイク耐性値を削れる。

つまり、必殺技を撃って終わりではない。その後の数秒間、ダフォディールを場に残して攻めるのか、いったん別キャラに変えてからファントムシフトを狙うのか、といった判断が生まれる。派手な演出の裏で、常に次の一手を考えさせてくるわけだ。
最初は「光ったキャラに切り替える」だけでよかった。だが慣れてくると、どの連環を狙うのか、誰から誰につなげるのか、どのタイミングで必殺技を重ねるのかを考えたくなる。シンプルそうに見えた戦闘が、触るほど忙しくなっていく。

推しキャラを見つけると、戦闘が一気に化ける
個人的にもっとも印象に残ったのは、キャラによって操作感がかなり変わることだ。基本操作は共通しているが、実際の戦い方はキャラごとに違う。中でも筆者が気に入ったのは、「ちぃちゃん」と「白蔵(ばいざん)」だった。
にくきゅう銀行のマネージャー・ちぃちゃんは、為替取引をモチーフにしたスキルを持つ。専用リソース「金穀」を攻撃や利息で増やし、バイレールスキルで一気に消費して大ダメージを狙う。派生によっては、攻撃時に実際にファンス(通貨)を獲得することもできる。
特にユニークなのが、EXレール終結発動後に動き出す“金穀チャート”だ。レートが高いタイミングでスキルを撃つほど威力が上がるため、ただお金で殴るだけではなく、チャートを見ながら攻撃タイミングを測ることになる。勝手に動くチャートに合わせて大技を叩き込む感覚は、どこか音ゲーめいている。

一方、異象管理局の特殊部隊・E.T.D第4小隊隊長の白蔵は、“言葉”を攻撃に用いる異能者だ。通常攻撃の長押し、コンボ途中の派生、回避の方向やタイミングによって技が変化し、白蔵ひとりを操作しているだけでもかなり忙しい。攻撃中に発生する3種の文字は敵に蓄積され、EXレール終結で解放。範囲ダメージや回復などの効果につながる。
通常攻撃を刻み、派生させ、回避から別の技につなぐ感覚は、格闘ゲーム的でもあり、『デビル メイ クライ』などのスタイリッシュアクション的でもある。キャラを切り替えて連携するゲームだと思っていたら、ひとりでも遊びの幅が広いキャラがいる。ダフォディールやちぃちゃんのように、必殺技後のタイミング管理が面白いキャラもいる。得意な距離やリズムが違うからこそ、誰をチームに入れるかにも好みが出る。

そして、ちぃちゃんと白蔵を同じチームで使い始めると、また別の面白さが出てくる。光系統のちぃちゃんと呪系統の白蔵には直接の異能連環はないが、どちらとも連環を持つ霊系統のキャラを挟めば、自然に間をつなげられる。
白蔵の文字と素早いコンボで敵を翻弄し、霊系統のナナリを経由して、ちぃちゃんへ連携。異能連環で花による爆発やダメージ強化を挟みつつ、最後にちぃちゃんのEXレール終結と金穀チャートで最大火力を叩き込む。名付けて「札束と言葉の暴力」コンボだ。

もちろん、これが最適解かどうかはわからない。だが、個性の違うキャラを並べ、連環やスキルのタイミングを噛み合わせ、自分なりのコンボを考える時間はかなり楽しい。キャラがバラバラに戦うのではなく、ハイスピードな連携によって有機的につながっている。そこで初めて、4人チームである意味がはっきり見えてくる。
派手で入りやすく、触るほど忙しくなる戦闘
『NTE』の戦闘は、第一印象としてはかなりシンプルだ。敵の攻撃を避け、通常攻撃とスキルを叩き込み、ゲージが溜まったら必殺技を放つ。最初は画面表示に従ってキャラを切り替えるだけでも気持ちよく戦える。アクションの入口は広く、細かな仕組みを理解していなくても、派手に暴れる楽しさがある。
しかし、そこで終わらない。雑に遊んでいると敵の攻撃が痛く、特にボス戦では苦戦する。次第に極限回避や弾き返しを意識し、スキルのクールタイムを見ながらキャラを切り替えるようになる。異能連環を理解すると、キャラを出す順番に意味が出てくる。EXレール終結の追加効果を把握すると、必殺技を撃ったあとにどう動くかも考えたくなる。同じ戦闘でも、理解度によって見えるものが変わっていく。

『NTE』は街を歩くのが楽しいゲームであり、宣伝においてもそこが大きく押し出されている。そのため筆者も、戦闘は派手で気楽な味付けくらいだと思っていた。だが実際には、触るほどに見る場所が増え、考えることが増え、推しキャラの動かし方を詰めたくなる。シンプルに遊べる一方で、理解するほど忙しくなるスルメ的な作りだった。
幸い、ヘテロシティには戦う相手があちこちにいる。街を散策していたはずが、いつの間にか敵を探して回っている。そんな“戦闘狂”になってしまうくらいには、本作のバトルには手を動かし続けたくなる中毒性があった。

『NTE: Neverness to Everness』はPC/PS5/iOS/Android向けに4月29日配信予定。
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