『アークナイツ:エンドフィールド』の「ゾアン・ファンイ」解説。火力も耐久も扱いやすさも併せ持つ、ペリカと相性ばっちりの強力アタッカー
『アークナイツ:エンドフィールド』にて現在開催中のスカウトで獲得できるオペレーター「ゾアン・ファンイ」の解説。

HypergryphおよびGRYPHLINEは4月17日、運営中の『アークナイツ:エンドフィールド』に向けた特別スカウト「春雷響き、万物芽吹く」を開放した。本作はオペレーター1人あたりの育成コストがそれなりに重いため、育成やスカウトに踏み切る前に十分な情報を集めたいという方もいるだろう。本稿ではそんな方へ向け、電磁アタッカーとして新たに実装された★6オペレーター「ゾアン・ファンイ」を紹介する。
『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけるHypergryphの新作ゲームである。『アークナイツ』が2Dタワーディフェンスゲームであったの対し、本作は3Dリアルタイム戦略RPGとなっており、ゲームとしてはがらりと姿を変えた。舞台となるのは巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」。プレイヤーは高い技術力を持つエンドフィールド工業の伝説的存在「管理人」として、この星を巡るさまざまな脅威や陰謀に立ち向かうことになる。

ゾアン・ファンイはアタッカー、それも「とんでもないダメージを自身のみで叩き出すアタッカー」である。武陵の中心的人物として描かれているゾアン・ファンイは、実装されれば性能面でも絶対に強いだろうと筆者は考えていた。それと同時に、ゾアン・ファンイを採用したチームの全体としての力には未知数な部分もあるとも考えていた。
なぜなら本作にはこれまで電磁アーツを用いる★6オペレーターは1人も実装されておらず、ゾアン・ファンイが初の★6電磁オペレーターなのだ。いくらゾアン・ファンイが強いとしても、チームとしてはまだ未完成の段階にあるのではないか?そんな一抹の不安は一瞬で吹き飛ばされることとなった。ゾアン・ファンイは紛れもなく強い。他に★6がいない?結構。ならばダメージを1人で出せば良いのだ。
本稿はそんなゾアン・ファンイの使い方について基本的な部分を紹介する。彼女に武陵を率いる天師に相応しい活躍をさせる一助となれば幸いだ。

とにかく戦技!戦技!
実はゾアン・ファンイが出すダメージの大部分は戦技によるものである。彼女をうまく使いこなすには、1にも2にも戦技なのだ。その戦技がどういった性能かと言えば、蒼雷剣という剣をフィールドに設置し、その剣から雷撃を与えるというものである。蒼雷剣の持続時間は36秒間で、最大設置可能数は9本まで。戦技を使った時に蒼雷剣が3本未満であれば最低でも1本が設置され、敵が感電状態の場合には感電状態を消費し、感電の異常段階+1本の蒼雷剣を設置できる。蒼雷剣の設置数を増やせば増やすほど、ゾアン・ファンイの出すダメージは大きくなっていく。
この戦技を活用するには「敵を感電状態にする」「ゾアン・ファンイが戦技を使うためのSPを供給する」の2点が重要となる。こうしたサポートをおこなうメンバーのレベルは多少低くても構わない。あまり育成できていないパーティーでも、ゾアン・ファンイ自身と戦技のスキルランクさえ強化しておけば十分な火力を出せるだろう。

ただし、フィールドに蒼雷剣が存在しない戦闘開始直後だけは火力を出しにくい。ややスロースターターな面があるのはゾアン・ファンイ唯一の弱点かもしれない。とはいえ、フィールド探索で出会う敵のほとんどは彼女が本領を発揮するまでもなく倒れ、協約空間では次段で触れる必殺技を最初から使える。ほとんど気にする場面はないかもしれない。
必殺技でさらに強く
ゾアン・ファンイの必殺技は「理の境状態」という強化された姿に変身するものである。ストーリーで初登場した際にも見せた、雷神と見紛うほどの力を見せつけたあの姿である。理の境状態の持続時間は25秒と比較的長く、効果中には通常攻撃・戦技・連携技がすべて強化される。
メインのダメージ源となる戦技は1度だけSP消費がなくなり、感電を消費せず、必ず蒼雷剣を3本設置することができる。つまり協約空間では初動の遅さすらもなくなるのだ。戦技の範囲も広がり、連携技も範囲技に変化する。ダメージが大きくなるばかりか、対多数の戦闘にも強くなるわけだ。
周回コンテンツ程度ならばすでに余裕。育ったらどうなってしまうのか。
おかしい、弱点がないぞ?
こうした強いアタッカーは、えてして打たれ弱かったりしがちであるが、なんとゾアン・ファンイは耐久面でも充実している。まず素質によりダメージを9%の確率で無効化できるため、単純に受けるダメージを抑えられる。その上、この無効化の確率は蒼雷剣の設置数に応じて増加していく。戦闘が長期化すれば硬くなるのだ。
さらにダメージ無効化の効果が発動したときには自身のHPまで回復する。回復が発生するのは99秒に1度であるため、ほとんどの戦闘では1度、多くても2度くらいしか発動できないが、これといって回復役がいない電磁パーティーの操作キャラとしては地味に嬉しい効果だ。
そして極めつけにもう1つの素質は自身への電磁増幅バフ効果である。効果は5秒間と短いが、比較的入手しやすい通行証報酬の源石配給のレベル40で交換できるアーツユニット「朧光」の効果を発動することができる。朧光のバフ効果は30秒持続するため、持たせておけば特に意識せずともある程度のバフを自身にかけ続けることができる。

編成・運用例
具体的な編成や運用についても考えてみよう。現状、ゾアン・ファンイを軸にした編成はあまり多くは考えられない。先述のとおり「敵を感電状態にする」「ゾアン・ファンイが戦技を使うためのSPを供給する」ことが重要となるので、その役割をこなせるオペレーターと組み合わせることになる。
まず真っ先にメンバーに入ってくるのはペリカである。戦技1つで電磁付着することができ、発動しやすい連携技で感電状態を付与できる。ゾアン・ファンイを活かすためには欠かせない存在だ。運用も非常にシンプルなものとなっている。
行動の一例:
ペリカ戦技→重撃→ゾアン・ファンイ連携技→ペリカ連携技→ゾアン・ファンイ戦技
戦闘中、この順序で攻撃を繰り出すだけで、感電の異常段階を上げて蒼雷剣をすばやく設置していくことができる。こうした流れを邪魔することなく頻繁に連携技を発動してSPを供給できるアークライトも、ぜひとも採用したいところだ。必殺技で電磁付着や感電状態の付与にも貢献できる点でも相性はばっちりだ。
ゾアン・ファンイ、ペリカ、アークライトの3名に、あと1人誰を加えるかは考慮の余地がある。デバフと集敵と少量の回復でかゆいところに手が届くギルベルタ、SP供給を充実させるアレッシュ、効果時間の長い電磁脆弱を付与できるアンタルなど、候補となるオペレーターは数多い。ここは好みの分かれるところだろう。
運用上の注意点
先述の通り、電磁パーティーには回復役が不足している。ゾアン・ファンイ自身も微量の回復を持つとは言え、一部の高難度コンテンツで長期戦を戦う場合には、しっかりと回避行動をとってダメージを抑えなければならないだろう。
この他にゾアン・ファンイには注意すべき点が特に見当たらない。スキルを使用する順序もどちらかと言えばシンプルで覚えやすく、蒼雷剣が少ない場合は感電状態でなくとも設置できるため操作を誤った場合でも最低限の性能は発揮できる。かなり扱いやすいオペレーターなのだ。

最後に、ゾアン・ファンイのモーションをいくつか紹介しよう。ダッシュを続けて2回おこなったときの前方へワープするような動きや、左後ろからゆっくりと近づくように視点を動かしたときの振り向く仕草などからは、彼女の格好良さとたおやかさを併せ持つ人物像を見て取ることができる。そして細かな点ではあるが、武陵城の市街を歩いているとゾアン・ファンイはよく顔を横へ向ける。視線の先には、武陵城で暮らす人々の姿がある。どれほど多忙であろうとも、平和に暮らす人々を気にかける優しさがにじみ出ているモーションだ。
まとめ
今回も解説がすっかり長くなってしまったが、ゾアン・ファンイを使うときは「敵を感電状態にしてどんどん戦技を使う」という点にだけ気をつけておけば良い。ペリカとの組み合わせであればスキルを使う順序にだけ気をつければOKで、非常に扱いやすく、かつ高い火力を出せるアタッカーとして活躍してくれるだろう。今後のアップデートで相性が良い電磁サポート役が新たに実装される可能性を考慮すれば、彼女はまだ伸びしろを残しているとも言える。あくまで本作の源石交換所にもある「娯楽は適度に、消費は理性的に」の範囲内の話ではあるが、ぜひともスカウトしておきたいオペレーターだ。
『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。
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