Steamで今年リリースされたゲーム、まだ折り返しなのに“1万2000本超え”。7年連続で最多本数更新ペース

今年はちょうど半年が経過したが、すでに1万2000本を超えるゲームがリリースされているようだ。

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PCゲームプラットフォームのSteamでは、年間でのリリース本数が毎年数千本ずつ増加していることが知られている。今年はちょうど半年が経過したが、すでに1万2000本を超えるゲームがリリースされているようだ。

Steamの非公式データベースであるSteamDBでは、Steamでその年にリリースされた作品数が共有されている。それによると、上半期を終えた7月3日時点で、2026年には1万2122本が配信されているようだ。ちなみに年間を通してのリリース作品数を数年前から振り返ると、2022年には1万2252本、 2023年には1万4041本、2024年には1万8515本、そして昨年2025年には2万1404本となっていた。昨年の7月3日時点でのリリース作品数は9581本であり(Wayback Machine)、今年は昨年から約3000本増加しているようだ。このままいけば、今年も過去最多を更新しそうなペースだ。

Image Credit: SteamDB

開発者向けブログHow To Market A Gameを運営するChris Zukowski氏は、Video Game Insightsから得られたデータをもとに、第1四半期時点で5971本がリリースされていることを紹介。このデータを踏まえて、同氏は年間で2万5799本がリリースされると予想していた。ちなみに同氏は、今年はほとんどのゲームが第2四半期までリリースされないと分析し、第2四半期のチェックポイントでは1万2119本がリリースされると予想。期間には数日のずれがあるとはいえ、前述したSteamDBのデータはこれと極めて近い数値になっていることがわかるだろう。

Image Credit: How To Market A Game

なお、2025年にリリース本数が初めて2万本を突破した際には、ユーザーレビューが1000件以上に到達した作品もわずかに増加したことがアナリストの分析によって示されていた(関連記事)。一方、7月3日時点でのデータに基づくと、2026年のレビュー1000件以上の作品の割合は約2.76%となっており、昨年よりは少々低下しているかたち。作品数の増加と、ユーザーに評価される作品の数の間にはどのような関係があるのかも気になるところだ。

また、今年3月におこなわれた「GDC Festival of Gaming」にてSteamを運営するValveがおこなった講演では、10万ドル(約1600万円)の売上を達成したゲームが約6000本存在することも伝えられていた(関連記事)。リリース本数が増加するとともに、顧客を取り合う“市場の飽和”がおこる可能性も懸念される中で、実際には市場規模もしっかりと成長していることが伺える。直近ではSteamの新機能として「パーソナルカレンダー」が正式実装。さっそく販売元からウィッシュリスト登録数の増加に寄与している可能性が報告されており、膨大な作品数が展開されているSteamにて、さらに幅広い作品に光が当たる仕組みとして期待されるところだろう(関連記事)。

ちなみに、11月19日にはRockstar Gamesの『グランド・セフト・オートVI』が発売予定。同作が絶大な注目を浴びているだけに、発売日時期の被りを避けるために発売日を9月や10月に定める作品が続出している。一方で、あえて11月の発売を誇示する作品も現れるなど、メーカーによって戦略はまちまちのようだ(関連記事)。このままのペースであればSteamでは昨年を超えて過去最高のリリース本数となりそうだが、こうした大作の存在が下半期のリリース本数に影響を及ぼすのか注目したい。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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