『League of Legends』のスピンオフゲームが期間限定で配信開始、今後実装予定のPROJECT Skinプロモーションサイトも公開中

Riot Gamesは日本時間の8月20日夜、『League of Legends』に最新パッチであるPatch 5.16を実装。プロモーションの一環として期間限定で8bit風のスピンオフゲーム『Blitzcrank’s Poro Roundup』の配信を開始した。

Riot Gamesは日本時間の8月20日夜、『League of Legends』に最新パッチであるPatch 5.16を実装。同日深夜には、新規リリースしたスキン『Arcade Riven』『Battle Boss Blitzcrank』にあわせ、Arcade Skinのプロモーションサイトを公開し、プロモーションの一環として期間限定で8bit風のスピンオフゲーム『Blitzcrank’s Poro Roundup』の配信を開始した。また、今後のパッチで実装予定のPROJECT Skinプロモーションサイトも公開されている。

 

Patch 5.16

Patch 5.16は久々の大型パッチだ。変更点の目玉としては、機動力には欠けるが耐久力の高さを生かして敵の矢面に立ち続ける「Juggernaut」というタイプに分類されるチャンピオン、Darius・Garen・Skarnaer・Mordekaiser の4体がリメイクされ、時代遅れになっていた性能が一新、現行のゲームに合わせた調整を施されている。

左からDarius、Garen、Skarner、Mordekaiser。
左からDarius、Garen、Skarner、Mordekaiser。

また新規アイテム3種が追加され、ヘルス・AR・MRといった防御的ステータスを提供してくれるアイテム群に大幅な調整が行われている。

『League of Legends』の世界大会である2015 World Championshipまでには、さらにパッチが2回実装予定であり、世界大会に向けた調整が行われるとのことだ。

 

「黄金時代へようこそ!」──Arcade Skinプロモーション

Patch 5.16で実装された新スキン、『Arcade Riven』『Battle Boss Blitzcrank』がさっそく販売開始となっており、シリーズスキンのプロモーションサイトが公開中である。

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Arcade Skinとはアーケードゲームの世界をテーマとしたスキンである『Arcade Riven』『Battle Boss Blitzcrank』『Arcade Hecarim』『Arcade Miss Fortune』『Arcade Sona』『Final Boss Veigar』の6種を指す。プロモーションサイトではスキン紹介、8bit風のスピンアウトゲーム『Blitzcrank’s Poro Roundup』、壁紙等のダウンロードコンテンツ、公式ストアでの連動セールが展開されている。スキン紹介ではアーケード筐体についているボタンを押すと、アルファベットに対応したスキルの使用動画を見ることができる。

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8bit風のスピンアウトゲーム『Blitzcrank’s Poro Roundup』の配信ページでは、チャンピオンのひとりである心を持ったロボットBlitzcrankが、おそろしいBaron Nashorから逃げて走る愛らしいPoroを救いながらLeague of Legendsの世界を冒険するというアクションゲームが無料配信されている。ブラウザでもプレイできるが、App Store(iOS)およびGoogle Play(Android)のアプリストアでも無料配信中だ。9月21日までの期間限定配信となる。

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画面はiOS版のもの。一定速度で走るBlitzcrankを上下に操作して、Blitzcrankの右側をタップするとBlitzのシンボルでもあるロケットグラブが発射され、当たったPoroを助けることができる。Poroを救うとゴールドがもらえるのだが、ラストヒットでPoroの息の根を止めている感覚がしないでもない。
画面はiOS版のもの。一定速度で走るBlitzcrankを上下に操作して、Blitzcrankの右側をタップするとBlitzのシンボルでもあるロケットグラブが発射され、当たったPoroを助けることができる。Poroを救うとゴールドがもらえるのだが、ラストヒットでPoroの息の根を止めている感覚がしないでもない。
Poroを1匹救いそびれるとライフが1減少し、ライフがなくなるとゲームオーバーとなる。プレイ結果画面には救ったPoroの数や、解除した実績が表示される。
Poroを1匹救いそびれるとライフが1減少し、ライフがなくなるとゲームオーバーとなる。プレイ結果画面には救ったPoroの数や、解除した実績が表示される。
ゲームを進めていくと、ボスとして敵チャンピオンが登場する。敵チャンピオンはさまざまな手段でBlitzcrankの行く手を妨害する。敵チャンピオンに対しては、ロケットグラブでつかむと攻撃することが可能だ。
ゲームを進めていくと、ボスとして敵チャンピオンが登場する。敵チャンピオンはさまざまな手段でBlitzcrankの行く手を妨害する。敵チャンピオンに対しては、ロケットグラブでつかむと攻撃することが可能だ。
ゲームを進めていくと、スキンや他チャンピオンをアンロックすることができる。ゲーム内で貯めたゴールドで、LoLのゲーム内に登場するアイテムを買うことも可能だ。
ゲームを進めていくと、スキンや他チャンピオンをアンロックすることができる。ゲーム内で貯めたゴールドで、LoLのゲーム内に登場するアイテムを買うことも可能だ。

ダウンロードコンテンツのページでは、YoutubeにアップロードされたArcadeシリーズのテーマ音楽『Bit Rush』を視聴・ダウンロードしたり、Arcade SkinのスプラッシュアートをPC用壁紙としてダウンロードしたりといった、おまけコンテンツが楽しめる。League of Legends関連の音楽は、音楽配信プラットフォームSpotifyでも無料配信中だ。

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公式グッズストアであるRiot Games Merchでは、Arcade Skinプロモーションとタイアップした製品を発売、また関連製品のセールも行われている。日本国内からは直接購入できないのが残念である。

『Blitzcrank's Poro Roundup』をテーマとしたTシャツも販売されている。
『Blitzcrank’s Poro Roundup』をテーマとしたTシャツも販売されている。

『Arcade Riven』『Battle Boss Blitzcrank』の2種は定価1350RPだが、8月24日までの期間限定価格は975RPとなる。さらに既存のスキンである『Arcade Hecarim』『Arcade Miss Fortune』『Arcade Sona』の3種は、8月27日まで定価の半額で販売されている。

また新規サモナーアイコンとして8bit風アイコン『Poro Love』『Final Boss』の2種が各250RPで販売中。
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『Battle Boss Blitzcrankが古臭いスキンたちを蹴散らす!』──販売終了するスキンと販売終了済スキンのセールが開催

現地時間8月21日より、販売を終了してLegacy Skinとなる現行のスキン21種と、既に販売を終了しているLegacy Skinについて、あわせてセールが行われる

Legacy Skinは発売から年月が経過したためにストアでの通常販売が終了したスキンであり、今回のように特定の機会にのみ再販売が行われる。販売が終了したからといってゲームで使用できないわけではなく、通常のスキンと同じくゲーム内では使用できる。

再販売されるLegacy Skinおよび販売終了するスキンは8月30日までストアで購入が可能だが、8月21日より8月27日まで、1日ごとに特定のスキンが定価の半額でセールとなる。詳しいセール内容は、リンク先を参照してほしい。

 

PROJECT: ERROR // CORRUPT──PROJECT Skinのプロモーションサイトが公開

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Patch 5.16の実装に先がけて、先週末に行われた公式リーグ『NA LCS』の配信に、新コンテンツのティーザーと見られるノイズが混入していた。配信終了時、画面に『PROJECT』の文字が映り、ノイズは新スキンPROJECT Skinのティーザーであることが明らかになった。

NA LCS配信終了時、スタジオで試合画面を映している大モニタに大きく『PROJECT』の文字が映し出された。
NA LCS配信終了時、スタジオで試合画面を映している大モニタに大きく『PROJECT』の文字が映し出された。

今週に入り、PROJECT Skinのプロモーションサイトが登場。プロモーションサイトにはすでに実装済みの『PROJECT: Yasuo』の紹介と、PROJECT Skinが実装されるチャンピオンのヒントとなる文章が散りばめられていた。

PROJECT Skinプロモーションサイト。色の付いているノードをクリックすると、各PROJECTが使用する武器が表示される(8月21日現在)。最下部のオレンジ色ノードは『PROJECT: Yasuo』の紹介が表示される。
PROJECT Skinプロモーションサイト。色の付いているノードをクリックすると、各PROJECTが使用する武器が表示される(8月21日現在)。最下部のオレンジ色ノードは『PROJECT: Yasuo』の紹介が表示される。

本日のPBE(Public Beta Environment、ユーザーが新パッチの内容を試すことのできる公開ベータサーバー)更新で、『PROJECT: Yi』『PROJECT: Fiora』『PROJECT: Leona』『PROJECT: Lucian』『PROJECT: Zed』以上5体のデータが公開され、プレイアブルとなった。

PROJECT Skinは、チャンピオンがプログラムとして使役されるコンピューター世界での、彼らの姿を描いたスキンとなる。昨年9月にはそのひとつとして『PROJECT: Yasuo』がリリースされていたが、シリーズスキンとして他のチャンピオンにも広がった形である。

『PROJECT: Yi』の予定価格は1820RP、『PROJECT: Fiora』『PROJECT: Leona』『PROJECT: Lucian』『PROJECT: Zed』の予定価格は1350RPとされているが、販売価格は今後変更される可能性がある。これらPROJECT Skinの実装は、次期パッチであるPatch 5.17ではなく、その次のPatch 5.18まで保留される見込みとのこと。

Sawako Yamaguchi
Sawako Yamaguchi

雑食性のライトゲーマー。幼少の頃からテレビゲームに親しむが、プレイの腕前は下の下。一時期国内外のTRPGに親しんでいたこともあり、あらゆるゲームは人を楽しませるだけでなく、そのものが出発点となって人と人を結びつけ、新しい物語を作る力を持っていると信じている。2012年から始めた『League of Legends』について、個人ブログやTwitterにて日本語で情報発信を続けている。

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