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現役医師がなぜか突然『THE KING OF FIGHTERS ’98』について「1時間」も熱く語る動画を公開。「ガチ勢」の気迫隠せぬ語りを披露、“理想的リメイク”の提言も飛び出す
「クリニックフォア 医療・健康情報チャンネル」は8月27日、現役医師の村丘寛和氏が『KOF98』について語る動画を投稿した。50分にもわたる動画では、同作への熱い思いが語られている。

YouTubeチャンネル「クリニックフォア 医療・健康情報チャンネル」は8月27日、現役医師が『THE KING OF FIGHTERS ’98』(以下、KOF98)について語る動画を投稿した。同チャンネルは、粉瘤やさまざまな感染症などの病気に関する話題や、医療業界、医師に関することなど、基本的には医療・健康に関するチャンネルとなっている。そんなチャンネルで『KOF98』について現役医師が語る動画が突然投稿され、SNSを中心に一部で話題になっているようだ。
『KOF98』は、SNKがアーケード向けにリリースした対戦格闘ゲームだ。『KOF94』から始まった同シリーズのナンバリングタイトルとしては5作目となっている。3対3のチームバトルが特徴的なタイトルで、『KOF』シリーズのオリジナルキャラクターである草薙京や八神庵をはじめ、同社の『餓狼伝説』シリーズからテリー・ボガードやアンディ・ボガード、『龍虎の拳』シリーズからリョウ・サカザキやロバート・ガルシア、『怒』シリーズからラルフ、クラークらも登場。

本作はSNKのオールスター的要素も含めた格闘ゲームとなっており、シリーズを通してゲームバランスが歴代最高と評されることから、今も根強いファンが多いタイトルだ。またその人気の影響か、SNKの格闘ゲームの世界大会「SNK World Championship 2026」では、『KOF98』が種目のひとつとして追加されている。
なお、『KOF98』は後に『THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH』としてバランス調整版がリリース。さらに、本稿執筆時点で『THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION』が『KOF98』を冠するタイトルとしては最終作としてPC(Steam)/PS4向けにリリースされている。

「クリニックフォア 医療・健康情報チャンネル」に投稿された動画「【格ゲー最高傑作】なぜ「KOF98」は伝説なのか?KOF98を愛しすぎた医師が、格ゲー史からSNK復活に向けた経営戦略まで勝手に提言してみました【サウジ皇太子も魅了】」では、同チャンネルのメイン出演者であり、クリニックフォアグループのCMO(Chief Medical Officer)でもある村丘寛和医師が出演。同氏はクリニックフォアグループの会長も務める人物であるという。
動画では撮影スタッフが、「村丘氏が映画や漫画についてたびたび熱く語っていること」に言及。スタッフは「もしかしたら村丘氏はオタクなのでは」という疑問を抱き、同氏に対して「好きなゲームはありますか?」という質問を提示。そこから村丘氏の『KOF98』愛が熱く語られていく。なお、10分前後の動画が多い同チャンネルの中で本動画は約55分の長さを誇っている。スタッフの指摘する「熱く語った」漫画や映画の動画も、せいぜい15分程度の長さとなっている。『KOF98』について村丘氏が語った動画は、筆者が確認した限りはチャンネル内で最長の動画となっているわけだ。

村丘氏は自身を「ゲーマーではない」としつつ、『KOF98』を好きなゲームとして挙げている。格闘ゲームというジャンル自体を評価しているそうで、同氏はまず格闘ゲームの歴史、そして『KOF』シリーズについて、自身の視点から見たかたちで解説。本動画を通して、ゲーマーではないと自称するユーザーとは思えないほどわかりやすく、丁寧な解説となっている。
『KOF』シリーズは本稿執筆時点で『KOF XV』までリリースされている中で、『KOF98』は村丘氏が中学1年生のときに初めて本格的にプレイしたことが、本作を一番愛する理由として大きいという。また、『KOF98』は格闘ゲームとして単純さと複雑さの最も良い均衡点にあると評価しているそうだ。コンボが長くもなく短くもない、ちょうど良い塩梅であるわかりやすさがあるのが本作だという。
そのほか、たとえば『ストリートファイター』の6ボタン方式ではなく4ボタン方式であることなどを挙げつつ、本作はほかの格闘ゲームと比べて、対戦をエンジョイできるようになるまでのゴール地点が比較的近い位置にあると指摘。遊びやすいタイトルであると評価している。さらにキャラを3人選んで戦うトリオ制を採用する『KOF』に関して、当時はゲームセンターで遊ぶ文化が主流であり、たとえぼろ負けしても「1クレジットあたり3ラウンドも遊べる」として、より長く遊べるシステムであったことも優れている点として挙げている。加えて対戦におけるキャラの組み合わせやチーム単位での逆転などのドラマ性にも魅力を感じているようだ。

一方で、村丘氏は現在のSNKに対しては思うところがあるようで、提言も披露している。その中では、「古典を擦る」こと、『KOF98』を再リメイクすべきだということなどを、その理由と共に語っている。村丘氏はクリニックフォアグループ会長で、同グループを大きくしてきた実績をもつ人物であり、そんな同氏の経験に裏付けられた見解から語られる提言は非常に興味深い内容となっている。そもそも村丘氏は過去にSNKのお問い合わせフォームから、本動画で語ったことと同じような内容の文書を送信したことがあるそうで、非常に『KOF98』、ひいてはSNK愛の強い人物であるようだ。
なお、村丘氏にとって『KOF98』が至高であり、同作のバランス調整版である『THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH』については、ゲーム性を弄ってしまった結果、失敗してしまった作品であるという認識でもあるようだ。それを受けて、動画内では『KOF98』をどう再リメイクするべきなのかなどについても、熱を込めつつ自身の経験や医学的な理論、さらには持論を交えて語っている。『KOF98』が好きな人はもちろん、格闘ゲームが好きな人にとっても興味深く、格闘ゲームに詳しくない人にもわかりやすい、非常に面白く語られる動画となっているので、ぜひチェックされたい。
ちなみに、動画冒頭の村丘氏はそもそもオタクであるそうで、同チャンネルでは漫画について語っている動画なども投稿されている。もちろん一般層にも身近な医療に関する動画もあるので、興味がある人はそれらもご覧になってほしい。
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