荒廃世界ドット絵アクションRPG『HYKE:Northern Light(s)』正式発表。世界を滅ぼした母の足跡をたどる、白髪の魔女の旅路

アニプレックスおよびアカツキゲームスは9月21日、『HYKE:Northern Light(s)(ハイク ノーザンライツ)』を正式発表した。あわせて、オープニング映像や公式サイトなどが公開されている。

アニプレックスおよびアカツキゲームスは9月21日、『HYKE:Northern Light(s)(ハイク ノーザンライツ)』を正式発表した。あわせて、オープニング映像や公式サイトなどが公開されている。

『HYKE:Northern Light(s)』は、荒廃した世界を魔女の少女が旅する、見下ろし型の2DアクションRPGである。本作の舞台は、人類と魔女の戦争により荒廃した世界。主人公の少女ハイクは、世界を滅ぼした魔女の母を探し、旅を続けていた。白髪の魔女ハイクは、ある時「禁域」という未踏の地を訪れる。禁域を守護する魔女メテオスたちとの出会いによって、少女ハイクの運命が動き出すという。世界を滅ぼした母の足跡を追う、白い魔女の物語が描かれる。


少女ハイクの旅路は、2Dの見下ろし型アクションRPGとして展開される。プレスリリースによると、ハイクはキャンプ地での休息と禁域の探索を繰り返しながら、母の痕跡を追っていくという。ゲームプレイの詳細については不明ながら、公開された画像ではハイクが謎の生物と戦っているシーンや、設備の整ったキャンプ地の様子などが確認できる。繊細なドット絵による荒廃した世界と共に、ハイクの日々が繰り広げられるのだろう。


また本作については、制作体制が公開されている。まず企画・プロデュースは、アカツキゲームスが担当。プロデューサーは、『ミリオンアーサー』シリーズなどに携わってきた岩野弘明氏が務める。開発は、自社タイトルとして『GOMAN -stuck in the avici hell-』を開発中の、国内のゲーム開発会社ブラストエッジゲームズ。キャラクターデザインは、VTuberヰ世界情緒さんのキャラクターデザインなどを手がけてきた、イラストレーター/テディベア作家のorie氏。ドットアートデザインは、せたも氏およびシロス氏が手がけている。両氏による荒廃した世界を表現するドット絵にも注目したいところだ。


そのほか本作では、本作のフィーチャリングアーティストとしてヰ世界情緒さんが主題歌を担当している。プレスリリースでは、ヰ世界情緒さんによるコメントも掲載。本作のどこか懐かしく退廃的なゲーム体験は、きっとかけがえのない気持ちを届けてくれるものであり、主題歌もそんな世界に息づく神秘に触れられるように歌ったそうだ。


HYKE:Northern Light(s)』は、アカツキゲームスおよびアニプレックスから配信予定だ。また本作は、9月26日より4日間開催予定の「東京ゲームショウ2024」と、9月28日および29日に開催される「SHIBUYA PIXEL ART 2024」への出展が予定されている。「東京ゲームショウ2024」ではアニプレックスブースへの出展となっており、試遊台の出展やトラベルノート風ステッカーの配布が予定されているそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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