Ubisoftでまたもやレイオフ。2スタジオ閉鎖&組織再編で「約380人規模」の人員削減との報道

Ubisoftが2スタジオの閉鎖に加え、グループ単位での組織再編を実施すると伝えられた。合計で380人ほどに影響が出るとされている。

Ubisoftは、カナダのウィニペグとセルビアのベオグラードにある2スタジオを閉鎖するという。IGNなどをはじめとした海外メディアが関係者証言などとして伝えている。さらに『ゴーストリコン』シリーズや『レインボーシックス シージ』、『アサシンクリード』の開発に携わってきたUbisoft Barcelonaについてもレイオフを実施し、『シージ』の開発に特化するための再編をおこなうと伝えられている。

Ubisoftは今年1月に組織・運営・ポートフォリオの大規模なリセットを発表し、今後3年にわたるロードマップを大きく改定。「Creative House」として定めた5つの専門組織で、それぞれ専門的・集中的に運営をおこなうことを伝えていた(関連記事)。また昨年には、『アサシン クリード』『ファークライ』『レインボーシックス』シリーズの開発に特化した子会社Vantage Studiosを設立。グループ単位での大規模な選択と集中がおこなわれ、その中では『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂 リメイク』など10タイトルの開発中止に加え、Ubisoft HalifaxやUbisoft Stockholmの閉鎖、Ubisoft傘下のMassive Entertainmentなどでの人員削減が実施されてきた。

今回Ubisoftでは、カナダのウィニペグとセルビアのベオグラードにある2つの開発スタジオが新たに閉鎖されると報じられている。Ubisoft Winnipegは2018年に設立され、100名規模でのスタッフを抱えていた。Ubisoftのゲームエンジン「Anvil」と「Snowdrop」の技術開発を中心に担当していたスタジオだ。またUbisoft Belgradeは2016年に設立されたスタジオ。『ゴーストリコン』シリーズをはじめ、『レインボーシックス』シリーズ、『The Crew 2』、『Riders Republic』、『Skull & Bones』の開発に携わってきた。

さらにUbisoft Barcelonaについても、閉鎖はしないが組織再編をおこなうのだという。こちらは最大で51人規模、スタジオの約3割の人員のレイオフとなるようで、『レインボーシックス シージ』の開発に特化したスタジオへと再編される見通しだ。加えてグローバルパブリッシング部門全体での人員削減も見込んでおり、これらの閉鎖/再編の影響を受けるスタッフは、最大で380人規模に達するとされている。

Ubisoftは先述の通り、大規模な組織再編のもとでたびたびスタジオの閉鎖や人員削減を実施してきた。同社は2025年11月の財務報告時点で、1年間で1500人規模の人員削減をおこなったと発表(関連記事)。コスト削減を狙い、グループの規模そのものを継続的に縮小してきた背景がある。その傾向は2026年に入ってからも同様で、今回ふたたび大規模なかたちでの閉鎖/再編が伝えられた格好だ。なお今回の報道による開発タイトルへの影響はまだ明らかになっておらず、今後の動向については注目されるところだ。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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