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Valveが「物理Steamギフトカード」を販売終了へ、全世界で在庫限りに。“詐欺横行”を受けた決断、デジタルカードは販売継続
ValveはSteamサポートページを更新し、小売店での「Steamギフトカード」の販売を終了すると告知した。

ValveはSteamサポートページを更新し、小売店での「Steamギフトカード」の販売を終了すると告知。デジタルギフトカードは引き続き販売されるものの、物理的なギフトカードは2026年末までにすべての小売店での在庫がなくなることを見込んでいるという。
Steamギフトカードは、Steamウォレットへのクレジット追加に用いることができるギフトカードだ。デジタルギフトカードではフレンドに直接贈ることが可能なほか、メールにてギフトを送信することもできる。一方物理的なギフトカードはウォレットコードが記載されており、Steamにて入力することでウォレットにクレジットを追加できる。
今回ValveはSteamサポートページを更新し、小売店へのSteamギフトカードの在庫の補充を終了したと告知した。この背景として2012年にSteamギフトカードを小売店向けに導入したものの、Steamを含む主要ブランドのギフトカードを悪用する詐欺が世界中で横行していることを示した。Valveは別のサポートページにてギフトカード詐欺について注意喚起をおこなっており、詐欺師が電話で被害者に連絡し、税金、保釈金、借金といった支払いのほか、懸賞で当たった金銭の引渡しの条件として、ギフトカードを購入するように強要したという報告が寄せられているとのこと。
Valveはギフトカード詐欺からユーザーを保護するために、小売業者との連携、法執行機関との連携、詐欺に関する警告を大きく表示するなどの券面の変更、引き換えをSteamウォレットの通貨に制限といった措置を講じてきたという。またカードの在庫制限や、不審な活動が確認された際のカード販売停止も実施してきたとのこと。しかし詐欺師側はそうした制限にすぐに対応し、詐欺被害は後を絶たなかったようだ。こうした状況から、苦渋の決断として小売店でのSteamギフトカードの販売を終了することを伝えている。

販売終了にあたって、今後小売店へのSteamギフトカードの在庫の補充はおこなわれず、Valveは2026年末までにすべての小売店で在庫がなくなると予想しているとのこと。また販売は終了されるものの、すでに購入済みのギフトカードは、居住地域の法律の下でいつでもSteamで利用できるそうだ。また、デジタルギフトカードの販売は今後も継続。さらなる改善にも取り組んでいるという。
ひっそりと販売終了が告知されたSteamギフトカード。背景にはSteamギフトカードにとどまらずギフトカード詐欺が世界的に横行している状況があるようだ。Valveのたび重なる対策もむなしく、販売終了が決定されたかたちとなる。国内でも物理的なギフトカードは在庫限りになるとみられ、必要な場合は早めに購入しておくといいだろう。またフレンド相手や、メールアドレスを知っている相手にプレゼントする場合は、デジタルギフトカードを利用するといいかもしれない。
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