アトリエ新作『紅の錬金術士と白の守護者 ～レスレリアーナのアトリエ～』発表、PS5/PS4/Switch/Steam向けに来年発売へ。『レスレリ』世界が舞台の、完全オフラインで遊べるゲームに

コーエーテクモゲームスは9月27日、『紅の錬金術士と白の守護者 ～レスレリアーナのアトリエ～』を発表した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Nintendo Switch/PC（Steam）で、2025年発売予定。『レスレリアーナのアトリエ ～忘れられた錬金術と極夜の解放者～』（以下、レスレリアーナのアトリエ）の世界を舞台にした、完全オフラインのタイトルになるそうだ。なお本情報は、情報番組「コーエーテクモLIVE! in TGS2024 」内で公開されたものだ。

『紅の錬金術士と白の守護者 ～レスレリアーナのアトリエ～』は、『レスレリアーナのアトリエ』と繋がるという、コンソール/PC向けの「アトリエ」シリーズの新タイトルだ。関連作『レスレリアーナのアトリエ』は2023年9月23日に配信開始された、シネマティック錬金術RPGである。同作の舞台は、錬金術が150年前に失われた世界。主人公として駆け出しの錬金術士のレスナと、記憶喪失の女性ヴァレリアが登場。「アトリエ」シリーズのキャラクターたちも多数登場し、物語が繰り広げられている。システム面では、ランダムな特性の付与を含む装備やアイテムの調合システムや、ターン制のバトル、いわゆるガチャなどを採用。先日1周年を迎えており、PC（Steam）/iOS/Android向けに配信中となっている。

本作は、『レスレリアーナのアトリエ』と同じランターナ大陸を舞台に、新たな主人公のストーリーが錬金術RPGとして描かれるようだ。詳細については不明であるものの、公開された動画などでは、『レスレリアーナのアトリエ』で見覚えのある風景が登場。男女のキャラクターも登場している。彼らの視点から、『レスレリアーナのアトリエ』の世界を舞台とした新ストーリーが描かれるのかもしれない。星をイメージしたティザービジュアルも公開されている。なお本作は、完全オフラインで遊べるタイトルになるそうだ。

「コーエーテクモLIVE! in TGS2024」でのコーエーテクモゲームス細井順三氏のコメントによれば、『レスレリアーナのアトリエ』のアトリエに対して、コンソールハードで遊びたい、同作の世界を自分の足で探索したいといった意見があったとのこと。本作はそうした声に応える形で、開発されたそうだ。また本作では、『レスレリアーナのアトリエ』や従来の「アトリエ」の体験を尊重しつつ、さまざまな部分が現代的に進化しているという。進化した新たな「アトリエ」に期待したい。

『紅の錬金術士と白の守護者 ～レスレリアーナのアトリエ～』は、PS4/PS5/Nintendo Switch/PC（Steam）向けに2025年発売予定だ。