“HD-2D風”ゲーム制作ツール「RPGツクールU2U」開発方針変更、スタンドアロン製品としてリリースへ。「MV」「MZ」など踏襲で“Unity要らず”に

Gotcha Gotcha Gamesは8月27日、「RPGツクールU2U」のSteamストアページを公開した。

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Gotcha Gotcha Gamesは8月27日、「RPGツクールU2U」のSteamストアページを公開した。あわせて同ソフトの開発方針に関するメッセージも発表され、Unity上で動作する形式ではなく、単体で機動できるスタンドアロン製品として提供する方針へと変更されたことが明かされた。

「RPGツクールU2U」は2026年5月に発表された、PC向け「RPGツクール」シリーズの最新作だ。従来の2Dマップに立体的な奥行きや、光・影などの各種エフェクトを加えた新機能「Perspective 2D(P2D)」を搭載。スクウェア・エニックス作品に採用されている「HD-2D」風の表現が特徴となっている。

そんな本作について、本日Steamストアページが公開。あわせて、プロデューサーの一之瀬裕之氏からプロデューサーレターが発表された。同氏によれば、リリース後に寄せられたさまざまな意見をもとに、どのような形で提供することが最適か検討を重ねた結果、当初予定していたUnity上で動作する形式ではなく、「RPGツクールU2U」単体で起動できるスタンドアロン製品として提供する方針へと変更することになったそうだ。

このことにより、Unityを別途インストールする必要はなく、Unity Hubの導入やUnity IDの取得も不要に。Steam版では、過去にリリースされた「RPGツクールMV」や「RPGツクールMZ」と同じような感覚で、Steamのライブラリから「RPGツクールU2U」を直接起動し、ゲーム制作を始められるとのこと。イベント作成やデータベース編集などについても、「RPGツクールMV」や「RPGツクールMZ」で親しまれている分かりやすい画面構成や制作フローを活かしながら開発しているという。「P2D」独自のマップ編集機能と、これまで培ってきた使いやすい制作体験を組み合わせることで、経験にかかわらず直観的に使える制作環境を目指しているそうだ。

なお、今回「P2D」の詳細についても改めて説明されている。マップの見た目だけでなく、その中を移動する体験も進化するといい、具体的には上下左右だけでなく、斜め方向を加えた8方向への移動に標準対応する。なお斜め方向専用のキャラクター画像や歩行アニメーションを別途用意する必要はなく、斜め移動時も従来と同じ4方向のキャラクター素材を使用して表示できるそうだ。さらに「P2D」には高さの概念もあり、階段や坂道、はしごに立体交差など、立体的な地形を活かした移動が可能となるという。

奥行きのある空間表現や各種エフェクトを実現するにあたって、ベースエンジンに新たにUnityを採用すると明かされていた本作。一方で、ツールがUnity上で動作する点についてはさまざまな議論が交わされたとみられ、最終的にはスタンドアロン製品としてリリースすることに決まったようだ。なお弊誌では発表直後に、一ノ瀬氏に対してインタビューを実施。「RPGツクールU2U」で奥行き表現に挑戦することになった経緯なども語られたため、あわせてチェックされたい(弊誌インタビュー記事)。

RPGツクールU2U」は PC(Steam)向けに開発中だ。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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