Global Sites
いま、読まれてます
Global Sites
Grinding Gear Gamesは7月17日、『Path of Exile』の大型アップデート3.29「Curse of the Allflame」の詳細を発表した。

Grinding Gear Gamesは7月17日、『Path of Exile』の大型アップデート3.29「Curse of the Allflame」の詳細を発表した。配信開始は日本時間7月25日午前5時となる予定。本アップデートではお馴染みの新リーグのスタートと、それに伴う新メカニズムの実装がおこなわれるほか、これまで本作の代表的なシステムであった装備のソケットとスキルジェムの関係に大幅な変更がおこなわれるという。
『Path of Exile』は、Grinding Gear Gamesが手がけるハクスラアクションRPG。本作は2013年のリリースから長年にわたって高い人気を誇っている作品だ。本作では「リーグ」と呼ばれる区切りのタイミングで、定期的な拡張コンテンツの無料配信がなされてきた。そうしたアップデートのタイミングでプレイ人口が急増し、一定期間をおいて落ち着くサイクルを繰り返している(SteamDB)。続編となる『Path of Exile 2』の早期アクセス配信がおこなわれている現在も、現行でサービスが維持され続けている作品となっている。

「Curse of the Allflame」の新たなリーグ要素として、オールフレイムにまつわる物語とメカニズム、そしてリーグ独自のクラフトシステムが実装される。プレイヤーキャラクターであるエグザイルたちは、本作の舞台であるレイクラストの荒れ狂う海へ危険な航海に向かうことになる。
航海では伝説の船「ソブリン号」に乗り込み、オールフレイムを動力とする潜航艇「潜水球」で海底へと降下。そして、周囲の海水を押し返す力をもつオールフレイムランタンを配置し、深海探索をおこなっていく。深海には財宝や海の怪物、そして貴重な資源である「死人の硫黄」を採取できるサンゴ群が眠っているという。それらをランタンの光が消える前に集め、潜水球までたどり着いて地上へ脱出するという冒険を繰り広げるようだ。
探索を終えるたび、航海を共にする海賊船長ヴァレリーの航海日誌に新たな海図が記録されていく。集めた海図を航海ボードに配置することで、海底を巡るひとつの航海を作り上げることができるという。入手した海図にはそれぞれ固有のModが存在しており、最大9枚の海図を組み合わせて危険度と報酬を大きく変化させることが可能だ。また、中には特殊な海図もあり、海底に隠された特別な場所へ導いてくれることもあるそうだ。


海底の探索で入手した死人の硫黄は、新しいクラフトシステムに使用するリソースとしても使われる。さらに、特殊な海図でのみ発見できる「希少なダカット」を用いることで、ほかのシステムでは得られない独自のクラフト効果も得られるという。
そして「Curse of the Allflame」では、かつての大型アップデート3.26「Mercenaries of Trarthus」のリーグ要素のひとつであった「トラーサスの傭兵」がコアメカニズムとして復活。第3章以降出現する傭兵に勝利することで、彼らの装備を獲得したり、一時的な仲間として共に戦ったりできるコンテンツだ。また、以前のリーグからの変更点として、傭兵から入手できる「ウォラント」を使用することで、同じ傭兵を別のマップに呼び出すことが可能に。さらにアトラスパッシブツリーとスカラベにも対応し、エンドゲームで傭兵エンカウンターや報酬をカスタマイズすることができるようになっている。
そして、次回リーグではサイオンに新たなアセンダンシークラス「ルミナリー」が追加。ルミナリーは傭兵を恒久的に雇用し、装備を与えてカスタマイズできるというアセンダンシークラスで、真の指揮官として傭兵との共闘を軸としている。本作の新たなビルドの可能性を秘めたクラスとなっている。なお、「Curse of the Allflame」では新たな傭兵タイプも登場し、中には深海の奥深くでしか出会えない傭兵も存在するそうだ。

さらに、エンドゲーム周りの改善として、アビスのリワークとリージョンのオーバーホールが実施。アビスのリワークは、続編であり現在早期アクセス配信中である『Path of Exile 2』の同コンテンツに近しいかたちとなり、アビスの穴から湧き出る敵たちを倒していくコンテンツに刷新。
一方、リージョンで新たに入手できる「エンシュラウドクリスタル」を使用することで、ユニークアイテムの強力なModを別のユニークアイテムへ移すことができるというメカニズムが新たに実装。この新たな報酬に加えて、リージョンエンカウンターも一定数の敵を解放することで自動的に開始するという方式に改善されている。今までのように開始前の制限時間に焦らされることはなくなりそうだ。

そして、次回のアップデートで大きな変化を迎えるのが、本作の代表的なシステムのひとつである装備のソケットのリワークだ。本作はスキルジェムを装備のソケットに装着することでスキルの使用が可能となるシステムを採用している。ソケットには赤、緑、青、白があり、基本的に赤、緑、青の3色のソケットが装備にランダムに付与されている。
これまでは同じ色のソケットに同じ色のジェムしか装着できなかったところ、次回アップデート以降はソケットの色を問わず、ジェムを装着することが可能になるそうだ。これまではスキルジェムとサポートジェムの色が合わずに、なかなか理想のスキルにできないというケースが毎リーグの装備更新におけるお約束であった。しかし、このリワークによってその悩みがなくなるため、今までよりもキャラクターを強化しやすくなるわけだ。ちなみに、スキルジェムにサポートジェムの効果を発動させるためのリンクはそのままなので、最終形となる6ソケット6リンクの鎧などを入手するのには、これまで同様にそれなりの労力が必要だろう。
なお、ソケットの色自体はそのまま存在するが、ソケットとジェムの色を一致させることでジェムの品質が上昇するかたちに変更となっている。つまり、今までとは違ったかたちでソケットとジェムの色を合わせるメリットが生まれているのだ。そのため6ソケット6リンクかつジェムの色を合わせるクラフトの必要性が健在であるものの、その最終系に至るまでの装備更新がしやすくなったことは、本作の遊びやすさに繋がりそうだ。

そのほか、スペルの属性ごとに特徴をもたせたり新たなスペル向けジェムを追加したりするかたちで、スペルキャスターが調整されている。また、アサシン、オカルティスト、インクイジターにスペルキャスター向けの新たなノータブルが追加。これらのアセンダンシークラスでのスペルキャスター運用がしやすくなっている。
そして、「契約(pact)」と呼ばれる新たなカテゴリーの希少ジェムが追加。これらの希少ジェムは悪魔との契約がテーマとなっており、プレイヤーに特殊なデバフを与える代わりにスペルスキルに大きな恩恵をもたらすという。スペルが大暴れを引き起こすようになる「ベイダットの契約」や継続ダメージビルド向けの「ゴールの契約」など、複数の希少ジェムが追加となるとのこと。そのほかにもサポートジェムやキャスター向けユニークアイテムの強化など、多くのキャスター向け改善がおこなわれるそうだ。これらスペルキャスター向けの調整や本稿で紹介した項目の詳細、それ以外の多くの調整に関しては、近々公開予定のパッチノートで明かされるそうなのでそちらも確認されたい。
『Path of Exile』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/公式サイト)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。大型アップデート「Curse of the Allflame」は、日本時間7月25日午前5時より配信予定だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。