『Desitny 2』開発を終えたSIE傘下Bungieで早くも大規模レイオフ。“『Destiny』開発チームの大半”が削減対象に

ソニー・インタラクティブエンタテインメントおよびBungieは6月25日、組織再編に伴うレイオフを行うことを発表した。

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)およびBungieは6月25日、組織再編に伴うレイオフを行うことを発表した。この数年間の『Destiny 2』が期待を下回っていたとしつつ、最終アップデートを終えたタイミングで現在の組織規模での運営が困難になったと述べている。

『Destiny 2』は2017年にリリースされ、2019年に基本プレイ無料化されたMMOアクションFPSだ。プレイヤーは人類最後の都市を守るガーディアンとして、光の源である「トラベラー」を巡る物語を辿り、宇宙の脅威と対峙していく。複数の大型DLCによって拡張を重ねてきたタイトルだ。

『Destiny 2』

本作を手がけるBungieはアメリカのワシントン州を拠点とした開発スタジオだ。かつては『Marathon』『Halo』といったFPSを手がけ、『Desitny』および『Destiny 2』を開発・運営。さらに2026年3月には同名の過去作のリブートとなる脱出シューター『Marathon』をリリースしている。なおスタジオの運営面では、2022年7月にSIEによって36億ドル(買収合意発表時の為替レートで約4140億円)での買収が完了。現在もSIE傘下での開発を続けている。

今回はBungieおよびSIEの双方からレイオフについて発表。レイオフの理由としては、『Destiny 2』の最終アップデートを追えたタイミングで将来のプロジェクトがまだ初期段階にあり、現在の組織規模での運営が困難であるためと説明されている。またSIEによればレイオフは『Desitny』開発チームの大半、および『Marathon』開発チームの一部を含む、多くのメンバーが対象になるという。また、Bungieの業務をサポートしていたSIE側のチームでも人員削減が実施されるとのこと。過去数か月にわたりBungieのリーダー陣とともにスタジオの長期的な方向性など、さまざまな側面から見直しをおこない、複数の代替案を検討したうえでの決定だという。

なおBungie側の発表内では、この数年間の『Destiny 2』が期待を下回っていたことも一因として挙げられている。本作では2024年6月配信の「最終形態」にて長らく続いた光と暗黒の物語が完結。その後は「運命の境界」「反逆」のふたつの大型拡張が展開されていた。一方で「運命の境界」「反逆」についてはユーザーの評価は芳しくなく、Steamでのプレイヤーベースは「最終形態」以降は減少傾向を見せていた(SteamDB)。そうしたなかで今年5月には本作の開発が終了され、最終アップデートが実施されると告知(関連記事)。同アップデートにてここ数年落ち込んでいたユーザー数が戻ってきており、6月10日には最大同時接続プレイヤー数約17万人を記録(SteamDB)。ファンベースの規模の大きさもうかがえる。

そんな『Desitny 2』の開発終了を受けて、ファンからは不満の声も多く見られた。今回のレイオフでは『Desitny』の開発チームの大半が対象となると明かされており、引き続き厳しい声も集まっている。ちなみに今回のレイオフはBungieにとって3度目となり、この5年間で相次いで大規模レイオフが実施されてきた(関連記事1関連記事2)。

『Marathon』

なおSIEによると、『Marathon』は引き続き同社のポートフォリオにおける重要な作品であり、今後さらに発展させていく方針だという。Bungieは今後、『Marathon』を運営しながら新しいプロジェクトにも取り掛かっていくものと思われる。なおSIEでは過去のBungieの大規模レイオフの際に、影響を受けるBungieのスタッフ155名をSIEに統合すると説明(関連記事)。PlayStation Studios内に元Bungieのスタッフを中心とする新スタジオteamLFGを設立していた(関連記事)。Bungie自体の今後の運営に加えて、同スタジオのDNAを受け継ぐteamLFGの活動も引き続き注目されるところだろう。

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Genki Hashimoto
Genki Hashimoto

インディーメインに一人称酔い意外は全てを愛するゲーマー。趣味は翌週のsteamリリース全チェック。

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