アクションRPG『フェイト/サムライレムナント』アプデで、以前より易しい/難しい新難易度が追加され遊びやすく。回想戦での操作キャラ変更機能も登場

 

コーエーテクモゲームスは12月22日、『Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)』にてアップデートVer1.0.3を配信した。Ver1.0.3では、より易しい難易度と難しい難易度が追加。「回想戦」では他陣営や逸れのサーヴァントを操作できる機能も追加されている。

『Fate/Samurai Remnant』は、剣士・宮本伊織が江戸で起こった聖杯戦争に巻き込まれていく、「Fate」シリーズのアクションRPGである。本作の舞台は、四代目将軍・徳川家綱が治める慶安四年の江戸。主人公の宮本伊織は、剣豪・宮本武蔵の養子にして弟子である青年だ。本作において宮本伊織は仕官の道を選ばず、浅草の長屋街にて剣の腕を鍛える日々を過ごしていた。そんなある日、宮本伊織は万物の願望機を巡る戦い「盈月の儀」に巻き込まれ、古風な装いの剣士セイバーに危機を救われる。江戸を舞台にした七人のマスターと七騎のサーヴァントによる殺し合いの中、剣の道を求める宮本伊織とセイバーの物語が描かれる。

本作はアクションRPGとされている。プレイヤーは基本的には宮本伊織を操作。回避や剣撃といったアクションによって、敵のマスターやサーヴァントなどと戦いを繰り広げるのだ。宮本伊織は特性の異なる5つの型や魔術が使用可能。ゲージが溜まるとサーヴァントが操作できる点も特徴だろう。また本作では浅草や吉原、神田や赤坂など江戸の各所が探索できる。宮本武蔵やクー・フーリン、キルケーなど、「Fate」の他作品で馴染み深いサーヴァントも登場している。なお本作は2023年9月に発売。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で2621件中92%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。


アップデートVer1.0.3では、まず新しい難易度として初心と兇剣が追加された。初心は、ストーリーを中心に遊びたい方向けのより簡単なモードだ。設定すると敵の攻撃力/体力といった要素が減少し、敵のダウン時間や攻撃後の隙などが伸びる。従来のもっとも易しいモード剣士よりも簡単な難易度になっているようだ。一方の兇剣は、従来の高難易度よりもさらに難しいモードとなっている。敵の攻撃力/体力の上昇に加えて、リトライや戦闘中のアイテム使用が不可能になる。従来の剣士/剣客/剣豪などの難易度に、より易しいモードと難しいモードが加わり、より幅広いプレイヤーに向けた作品になったわけだ。

またコンテンツとしては、「回想戦」で操作キャラクターが変更可能になった。回想戦は、ストーリー上で体験した強敵とのバトルに再び挑める機能だ。今回のアップデートでは回想戦にて宮本伊織とセイバー以外に、逸れのサーヴァントや他陣営サーヴァントが操作可能になっている。具体的にはアーチャー/ランサー/アサシン/バーサーカーと、逸れのサーヴァント6騎が使用できる。宮本伊織とセイバーのコンビ以外でも、回想戦に挑戦できるのだ。そのほか特定条件で停止する不具合など、不具合修正や改善も実施されている。

Fate/Samurai Remnant』は通常価格税込9680円で、PS4/PS5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。また現在ダウンロード版ではセールが実施されており、25%オフの税込7260円で購入可能。セール期間はSteamが1月5日3時、PS Storeが1月5日、ニンテンドーeショップが1月10日までとなっている。