個人のゲーム開発スタジオMantaStudioは10月5日、『ドラムロール』を10月19日に配信することを発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。価格は税込580円。配信開始から11月2日までの期間は、リリース記念セールとして10％オフとなる税込522円での販売となるそうだ。
『ドラムロール』は、爆発寸前のドラム缶を転がしてゴールを目指すゲームだ。プレイヤーは、ゲームを開始して目の前に出現するドラム缶をゴールへと導くことになる。ドラム缶は弱く転がしたり強く転がしたり、進む方向を変えることができる。最終的にゴール地点にドラム缶を立てることができればステージクリアである。ただし、ステージごとにドラム缶が爆発するまでの時間が設定されている。時間内にゴール地点にドラム缶を立てることができなければ、ドラム缶は容赦なく爆発してしまう。
本作は、キーボードとパッドに対応。キーボードの場合はWASDキーでドラム缶を転がす方向を操作し、Shiftキーによるブーストで転がす勢いを強めることができる。操作自体は簡単であるものの、ドラム缶を思ったように制御するのは難しい。さらに、転がるドラム缶はステージの地形の影響を強く受け、思わぬ方向に進路を変えたり大きく飛び跳ねたりすることも。そんな思いどおりにいかないドラム缶を、トライアンドエラーでゴールへと導くのだ。
本作は、全6ステージが用意されるとのこと。広大な草原をはじめ、入り組んだ寺院や断崖絶壁がステージとして登場。ちなみに、本作は草原ステージがプレイできるデモ版が配信中で、そちらでは海岸や道路といったステージが実装予定であることが確認できる。
なお、デモ版で筆者もドラム缶転がしに挑戦してみたが、前述したとおり、思ったように転がらずなかなか難しいと感じた。初めはゴール地点にドラム缶を移動することさえできず、ゴール地点に到着してもそのまま止められずに通り過ぎてしまう始末である。しかしながら、プレイを重ねると徐々にドラム缶の制御ができるようになってきて、ステージに設置されている岩で大ジャンプを狙うなど、攻略ルートも多様であるように感じられた。
どんなルートを採用して、いかに短時間でゴールできるか、タイムアタック要素に思わず熱中する人が出てくるかもしれない。ちなみに、牧歌的な風景とBGMの中でドラム缶が転がる姿は非常にシュールであった。シンプルな操作から誰でもプレイできるゲームとなっているので、気になった方はデモ版をプレイしてみるといいだろう。
『ドラムロール』は、PC（Steam）向けに10月19日配信開始予定。価格は税込580円で、11月2日までリリース記念セールとして税込522円で配信予定だ。
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