砂塵狩りアクションRPG『Atlas Fallen』Steam版が発売されるも日本語対応表記消滅。販売元は「日本版は年内に発売する」とコメント

 

パブリッシャーのFocus Entertainmentは8月10日、Deck13 Interactiveが手がけたアクションRPG『Atlas Fallen』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、海外PS5/Xbox Series X|S版もまもなくローンチを迎える。

現時点で、本作のPC版は日本語に対応しておらず、またPS5/Xbox Series X|S版の国内発売も未定。ただFocus Entertainmentによると、2023年内には日本版を発売する計画とのことだ。

『Atlas Fallen』は、荒廃した砂の世界を舞台にするアクションRPGだ。ソロプレイおよびオンラインでの2人協力プレイに対応。プレイヤーは、堕落した神々による圧制から人類を解放するため、古代の謎に満ちた広大な砂漠を探索し、強大なモンスターを狩ることとなる。

本作はコンボ主体の近接バトルが特徴で、ガントレットと呼ばれる武器を装備して戦う。ガントレットには、世界を覆う砂を操り武器に変える魔法の力があり、アクション中にはシームレスに武器を変更可能。また、100種類以上存在するというエッセンスストーンを探索や倒した敵から入手し、その組み合わせによってさまざまなプレイスタイルを表現できる。それぞれの敵には固有の弱点があり、バトルにおいては適切なタイミングで適切な敵の部位を攻撃する、戦略的な立ち回りが求められる。


先述したとおり、現時点で本作は日本語に対応しておらず、PS5/Xbox Series X|S版の国内発売も未定である。この点についてSNS上で問われた販売元Focus Entertainmentは8月10日、「日本版は2023年内に発売する(The Japanese version will be released later this year)」と回答。“The Japanese version”が具体的に何を意味するのかはっきりしないものの、PC版の発売告知に返信するかたちでの質問と回答であったことから、少なくともPC版の日本語対応は年内におこなわれるようだ。

ちなみに、同社公式ストアの本作のページでは、今年1月時点では対応言語に日本語が含まれていたが(Webアーカイブ)、現在は日本語のみ削除されている。同社作品は、日本では国内パブリッシャーからコンソール版が発売されることが多く、その発売を待ってからPC版などの日本語対応がおこなわれる例も多い。そうしたタイトルにて、公式ストアでは上述したような動きが見られることがある。本作においても同様の展開が計画されている可能性があり、続報を待ちたい。

『Atlas Fallen』は、PC(Steam)および海外PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。