オープンワールド夏休みゲーム『なつもん! 20世紀の夏休み』7月28日発売へ。『ぼくなつ』開発元が贈る、海辺の田舎町のひと夏

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スパイク・チュンソフトは5月10日、『なつもん! 20世紀の夏休み』を7月28日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。本作は、『ぼくのなつやすみ』シリーズや『クレヨンしんちゃん 「オラと博士の夏休み」〜おわらない七日間の旅〜』を手がけてきた綾部和氏が原作・脚本・ゲームデザインを担当する最新作だ。

『なつもん! 20世紀の夏休み』は、ひとりの少年としてひと夏を過ごすアドベンチャーゲームだ。開発は『ぼくのなつやすみ』シリーズなどを制作したミレニアムキッチンと、『牧場物語』生みの親である和田康宏氏が率いるトイボックスが担当している。プレイヤーは、3Dのオープンワールドで描かれた田舎町を舞台に、1か月の夏休みの中を自由に生活することができる。プレイヤーが操作することになる主人公である10歳の少年は、サーカス団の団長のひとり息子。海の見える緑豊かな田舎町であるよもぎ町にやってきた彼は、ひと夏の中でたくさんの出会いやさまざまなことを経験することになる。

本作は、既報のとおり魚釣りや昆虫採集、水泳に木登りなどができるほか、地元の子供と探検に出かけたり、探偵事務所で事件に挑んだりできるそうだ。1日の出来事や捕まえた魚や虫などは、絵日記に記録され、たくさんの経験をすることで自分だけの日記帳ができていくという。また、交流できる人々は地元の子供だけではなく、困ったり悩みを抱えたりしている住人たちも対象で、彼らの困りごとを手伝ってあげることができるそうだ。


ほかにも、夏休みならではのラジオ体操といった日常的なものから、夏祭りや花火といった大きな催しが、イベントとして待ち構えている。先述した主人公の父が団長を務めるサーカス団の興行も、大きなイベントのひとつであるとのこと。ただ、サーカス団も住民同様に問題を抱えている様子で、興行を成功させるにはプレイヤーの手助けが必要になるようである。

ちなみに、本作では、10歳の主人公が大人になって当時を回想するナレーションが挿入されるようで、ナレーターを俳優の藤木直人さんが担当することが発表された。さらに、声優の本名陽子さんがカバーしたthe pillowsの名曲「Funny Bunny」が、本作のオープニングテーマ曲に採用されたことも発表。本名さんがカバーした同曲は、アナウンストレイラーでも使用されている。


なつもん! 20世紀の夏休み』は7月28日、Nintendo Switch向けに発売予定。

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