抱き締めローグライクシューター『ハグサバイバー』Steamで2月下旬リリースへ。ギュッとハグで愛を注ぎ、味方のやる気アップ

 

国内の個人開発者mumimumi氏は1月19日、『ハグサバイバー』のSteamストアページを公開した。本作はPC(Steam)向けに、2月下旬リリース予定。PVなども公開中となっている。

『ハグサバイバー』は、ハグで味方を強化して敵に立ち向かう、ローグライクシューターである。本作の舞台では西谷という女の子が、凶悪なひよこを使って公園を独り占めしていた。主人公のくるみは、味方であるくりこ、そしてペポカと共に3人で戦闘を展開。反抗的な西谷をハグで束縛することが、本作の目的となっている。


くるみを含めた3人は、公園を占拠した西谷とひよこを相手に戦いを繰り広げていく。本作では画面上に大量の敵が出現する。くりこは、攻撃間隔が短く射程の長いアイス。ペポカは、爆発で広範囲を攻撃できるハンバーガーを武器に、敵を攻撃をしてくれる。一方、主人公のくるみには直接的な攻撃手段はないが、くるみにはハグアクションが用意されている。

くるみがハグによって愛を注ぐと、抱きつかれた味方がやる気になり攻撃が強化される。ただし、ハグから一定時間が経過した味方は、すねてやる気をなくしてしまうという。本作ではハグによって愛を注ぎ、味方を順番に強化。2人の攻撃によってひよこを倒し、最後に現れる西谷を倒してステージをクリアするべく、攻略を進めていくのだろう。動画やスクリーンショットを見る限り、西谷は激しい攻撃を仕掛けてくるため、彼女と対峙した際には回避も重要になりそうだ。

要素としては、「願い事」として3択によるアップグレード選択なども搭載。アイスの段数アップ/シェイクの追加/フライドポテトの追加/くるみの速度UP/ペポカの減量など、選んだ願い事によって味方の攻撃や速度が強化できるのだろう。ステージは全6ステージ。主人公や敵である西谷も含めた可愛らしいキャラクターたちや、独特な世界観も本作の特徴だろう。

本作を開発しているのは、国内の個人開発者mumimumi氏だ。過去作としては、2019年にNintendo Switch向けに『モチ上ガール』をリリース。同作においては、フックならぬモチを使った2Dワイヤーアクションとして、気持ちよく遊べる内容になっていた。mumimumi氏のツイートによれば、1月9日時点で本作『ハグサバイバー』はほぼ完成しているという。プレスリリースなど今回の発表にて明かされた予定通り、2月下旬のリリースが期待できそうだ。

『ハグサバイバー』は、PC(Steam)向けに2月下旬リリース予定だ。