Steam無料大型トラックシム『Truck World: Driving School』配信開始。オーストラリア生活を前に運転スキルを磨く


HypeTrain Digitalは1月11日、Truck World Studioが手がける『Truck World: Driving School』を無料で配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Truck World: Driving School』は大型トラックのドライブシミュレーションゲームだ。プレイヤーは20種類以上用意されたレッスンをこなして、大型トラックの駐車や運転技術を学ぶことになる。レッスンによってはトレーラーとの連結、および連結状態での運転や駐車が求められる。素早いタイムや正確な運転でスコアを高めて一定以上の星を集めれば、さらに高難度のレッスンを受けることが可能だ。

本作は、現在開発中の『Truck World: Australia』の無料スタンドアロン版とされている。『Truck World: Australia』はオーストラリアを舞台にした大型トラックのドライブシム。広大な砂漠や熱帯雨林、温帯の森林、オーストラリアアルプスの雪深い山々など、自然豊かなオーストラリアの多彩なロケーションをトラックで走行できるゲームになるという。また3台以上のトレーラーを連結した、いわゆるロードトレインの編成にて走行することも可能だそうだ。

本作『Truck World: Driving School』は、本編『Truck World: Australia』の登場を前に大型トラックの運転を学ぶことができるタイトルとなるわけだ。特にトレーラー連結状態での運転は、慣れないうちはかなり難しい。オーストラリアでの運転手生活に向けて、本作で大型トラックの運転技術を修得しておくのもいいだろう。



本日1月11日から無料配信となった本作。Steamユーザーレビューには本稿執筆時点で120件のレビューが寄せられており、そのうち72%が好評とする「やや好評」ステータスになっている。リッチなグラフィックが評価を受ける一方で、現状やや荒削りな操作性については不満の声も見られる。開発元は本作のフィードバックを歓迎しており、ゲーム内にも任意のプレイヤーデータ収集設定が備わっている。ユーザーから募ったデータや意見は、本編となる『Truck World: Australia』の開発にも反映されていくことだろう。

そのほかSteamユーザーレビューには、本作を『Euro Truck Simulator』『American Truck Simulator』と比較するユーザーの感想が散見される。両作にはない要素として、本作では車を降りて歩き回ることも可能。また本編『Truck World: Australia』では、オーストラリアの豊かな自然も特徴となるだろう。『Truck World: Australia』がそうした持ち味を活かし、先発の人気大型トラックシムのファンたちに受け入れられるのかにも注目したい。

『Truck World: Driving School』はPC(Steam)向けに無料配信中。『Truck World: Australia』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売予定だ。